ゲームタイトル
【ドラゴンクエストモンスターズ2
  〜マルタの不思議の鍵】

2002.1/11より 毎月11日更新?

written by . butyo

*前回までのあらすじ:部長は店舗大会に出場。初の対戦に挑戦する。そいで小学生二人相手に2回戦を勝ち上がり、準決勝に進出したのだった!





第8話 「強敵!ばらもす3」
(掲載日:2002.9/11)


ドラゴンクエストモンスターズ2
マルタのふしぎな鍵 スーパーバトルトーナメント

3/30〜4/1 炎の格闘場 in TOKYO GAME SHOW2001 SPRING
◆4月中旬〜5月下旬 全国各地で店舗予選開催
5/26 大阪地区大会 OMMビル
5/27 名古屋地区大会 電気文化会館 でんきの科学館
6/10 東京地区大会 東京ファッションタウン西館 TFTホール
6/10 全国決勝大会 東京ファッションタウン西館 TFTホール



 唐突ですが、まずは近況、というか世間話から。ばらもす3さん、タイトルでは呼び捨てちゃってますが、すみません。「強敵!ばらもす3さん」じゃ、何かしまらないので。本当にすみません@

 それはそうと、今回は珍しく約束の11日に更新です。これにはわけがあって、【9/11:テロの日】を意識して、せっかくだからということで、急いで書いて間に合わせたというわけです。(今ココを書いてる時点では本当に間に合うのか不明ですが)

 それにしても連載開始当初からの狙い通り、まんまと9/11に掲載できたのは嬉しいですねー(大嘘;) けどまぁ、偶然とは言え同じ日になったのはある意味ラッキーです。そう言えば親友の誕生日でもあります。オメデトウ!!○○○!


 まぁ、同時多発テロ及びアフガン戦争は正直言うと安っぽい印象があります。マンネリな演出に、しょぼい展開、ラストは大失敗。果たしてイラクをボコボコにするだけで帳尻合わせできるのか疑問です。

 まず、当たり前のことを言わせてもらいますが、TVニュースで誰が死のうが生きようが、知ったこっちゃありません。テロ事件の死傷者数見ても、なーんとも思いません。自分の知り合いや身近な人が死んだ時はやっぱりショックを受けますし、実際受けましたが、TVニュースで誰が死んだ彼が死んだと聞いても、当事者でない人にとっては架空の出来事と変わらんでしょう。正直な所。

 「こいつ不謹慎なやつ!」好きなだけ言って下さい。それは感涙ものの映画を見て、「どこが感動したン??」って言ってる奴を非難するのと同じじゃないですかね。あんなのはただのテレビ番組です。・・・私は年をとりました。そのお陰で最近、モラルを気取るヴァカどもが周りに増えてきてるんでムカつきます。礼儀礼節を口にする割には打算的で、そんな気持ちは心にもない。そういうのが増えてます。(煮詰まってるな〜俺)

 ニュースの受け取り方にも地域差があります。例えば1995年日本最大のニュースは関東ではオウム事件だそうですが、関西ではたぶん阪神大震災です。近場に住んでる人は、震災で天地がひっくり返るようなショックを受けましたが、北海道とかの遠くでは、「あっそ、ひどいねー」程度だと思います。逆に奥尻島の津波とかは、こっちではたいしたニュースではないですが、北海道では超絶天変地異だったと思います。

 話をまとめると、とにかく遠く離れた場所で悲惨な事件が起こっても部外者には何の関係もないでしょ、ということです。(株価がどうとかはありますが) 当事者以外にとって重要なのはやはり、どういう心理的影響を受けたかですよね。そういう意味でテロ関連の事件(イベント)は米国にとって失敗でしょう。

 物語の一つの典型的な例ですが、 【事件/困った事/トラウマ→煽る/盛り上がる→完全解決/カタルシス】 という流れがあります。

 テロ戦争もこの流れに乗っていました。当初の筋書きでは、戦争最高潮でビン・ラディンを捕えて国際法廷に引きずり出して裁き、公衆の面前で血祭りにあげて完全解決、という感じだったようです。いいですねぇ。まさに正義!ジャスティス・オブ・ジャスティス!!合衆国万々歳!!

 しかし、現実はハリウッド映画のようにはいかず、ビン・ラディンの捕獲に失敗。米国民に冒頭で植え付けられたトラウマを解消できずに終わるという、大失態を演じた。

 なんせ、ハッピーエンドじゃないアニメは子供に悪影響を与えるとかで、マジで制限されてるような国だから、これは米国民にとって心理的に良くない。米国の世界史シナリオライター及び編集部の方々は、次にどんな展開を考えてくるのか、見物です。なんかイラク攻撃するとか言ってますがね。


 それにしても、TVメディアってすごいですね。TVで暗いニュースが流れればそれだけでムードが暗くなるし、明るいニュースが流れれば明るくなる。お笑い番組を見て元気を出し、萌えアニメ見てハァハァし、毎朝の血液型占いに一喜一憂する。私自身は某八百長疑惑の時に精神的にダメージを受け、リカバーするのに時間がかかりました。

 遠く離れた出来事をニュースで見て自分のことのように共感できるっていうのは、ある意味、TVが人間の目や耳の一部の役割を果たしてるということですね。怖い怖い。

 携帯電話なんかも同じです。電話ってのは、実際には電話機が受信した電波を元にデジタル化されたデータを音として再生してるだけで、相手の声を直接聞いてるわけではないですよね。つまり機械相手に一人でしゃべっているとも言えるわけです。それなのに遠くでしゃべってる人の声をそのまま聞いているのと同じ効果がある。電源オフの携帯電話片手に一人でしゃべっていても周りは誰かと電話していると思ってくれます。

 インターネットもそうですね。遠く離れた人と意志疎通できる。英語を覚えたら世界中の人と話ができる。この前も知り合いの韓国人と英語でチャットしました。相手の顔が目に浮かんで、本当にその人としゃべっているみたいでした。


 目耳鼻口手足等のインターフェイスだけで3万年もやってきたはずの人類が、ここ100年でTVや電話やネットを使いこなし、心理的な影響を大きく受けるようになった。もはやこれらのメディアは人間の拡張インターフェイスとして機能していると言ってもいいんじゃないでしょうか。

 しかし、これらの拡張インターフェイスに共通するのは、『ウソ』が入ってるかもしれないっていうことです。

 TVは言うまでもなくやりたい放題のウソメディアですのでネットの例を出すと、例えば自分の通ってる掲示板の常連さんが病死したとします。母親が出てきて「××の母です。××は病死しました。今までありがとうございました。」との書き込みをします。それに対しすぐ後で××さんが「これは悪質ないたずらだ!全部ウソだ!俺は生きてるぞぉおお!」と書き込んだとします。

 この場合、母親が偽者なのか、後で書き込んだ××さんが偽者なのか、全てが自作自演のウソなのか、どうなんでしょうね?

 電話だって全面的に信用していいんでしょうか?向こうに新スパイ大作戦みたいな連中がいて、電話相手に成りすましてるかもしれないですよ。まぁ、そんなことはまずないですが。


 で、またまたしかしです、目耳鼻口もウソをつきます。目の錯覚はありますし、聞き間違いもあれば、言葉足らずなんてこともあります。となると、もうインターフェイスも拡張インターフェイスも変わりませんねー、どっちもインターフェイスですねー。俺、頭おかしいですねー。

 嘘か本当かわからないものなんて、一切信用しないぜッ!って極端になる必要もないんじゃないですかね。ウソの度合いはあれど、それらの素晴らしい可能性を自分で制限するのはバカバカしいことです。

 ここで、そのインターフェイスのウソ度の単位、[uso] を導入してみましょう。
  目   11〜18 uso
  耳   14〜23 uso
  鼻   35〜46 uso
  口    8〜57 uso
  電話    344 uso
  ネット  8965 uso
  TV  540000 uso
 わかっていただけましたか?TVのウソ度は54万もあるのです。いやー、なんか話が怪しくなってきた。


 とりあえず、TVがウソ多いかどうかはともかく、さっきも書いた通り、その影響力は甚大です。

 都知事・県知事選挙は報道のさじ加減一つで結果が決まりますし、疑惑をふっかけて気に入らない政治家をクビにすることもできます。罪もない一般人を犯罪者に仕立て上げることもできますし、犯罪者を自殺に追い込んで社会的制裁を加えることできます。(その割に一部タレントは警官に車をぶつけても許されますが)

 もちろん全て間接的なパワーと言えます。人々を煽動し、その結果として社会的なパワーを発揮したりします。視聴者の目と耳の代わりとなって情報を提供してくれるはずのTVメディアですが、人の意思まで自由自在に操り、そのインターフェイスとしての機能は、目と耳どころかまるで脳にまで侵食してきているかのようです。


 なんか、渦中の時のオ○ム関係者だった塾の先生が洗脳について語ってくれたことを思い出しました。


 「君、カラスの羽は何色をしてると思うかな?」

 「え?カラスは黒色じゃないですか?」

 「そうだよ、黒だよ。けど、なんで黒なんだ?」

 「子供の頃、そう教えられたからです。」

 「そうだね。では、子供の頃からカラスは白色だと教えられてきた人はどう答えると思う?」

 「そりゃあ、黒のことを白だと思い込んでるんじゃないですか?」

 「ふむ。では、半分の人に黒だと、半分の人に白だと教えられてきた人は?」

 「え?それは・・・、どうなんでしょ??」

 「ふっふっふっ、人間の価値観なんてあやふやなもんさ。」

 「はぁ・・。」

 「基本的には回数かな。何百回も何千回も教え込み続ければ、黒を白だと思い込ませることもできる。」

 「それが洗脳ですか・・・。」

 「まぁな。ところで君は熱心だな。私の部屋で個人的に勉強しに来ないか?」

 「へ?」

 「他にも個人的に勉強しに来ている生徒はいるんだよ。君もどうだい?」

 「それは遠慮しときます。(何の勉強だーーーッ!?)」


 ・・・だからね。TVメディアも放送を通じて自分達の意見を刷り込んでんだよ。CMなんて洗脳と同じような手法じゃねーか。だまされるなよ、みんな!!

 ↑こういうのの発展形をたぶん電波妄想と言います。


 ただ忘れてはならないのはTVメディアには悪意はないだろう、ということです。自分達の影響力をふまえて、責任感と使命感を持ってやっているはずです。(そうじゃなきゃ困りますが)

 一部の国ではTV放送が禁じられています。国家(もしくは独裁者)の考え方を国民に確実に刷り込むためですね。逆に米国のようにTVメディアが一斉に戦争を煽り立てるような報道をして民意を統一しているような国もあります。

 とりあえず私は何でも鵜呑みにしないようにしたいです。だから始めの方で書いたように、TVニュースにはできるだけ共感しないようにしていると言うわけです。


 TVを見るってことは、それ自体インプット過多なことなんじゃないでしょうか。人間は耳で聞いて口で話す。「おい!」って呼びかけられたら「なにっ?」て返す、それが自然。インプットとアウトプットの収支がとれてる。

 普通はTVを見ている間は一言も話さないから、話かけられ続けて無視している状態。インプットの量が増えていって、次の日学校でアウトプットしないと気が済まなくなる。

 だから夜中にTV見ながら、「なんでやねんッ!」「ありえねぇーー!」とか一人で叫んでるのは、むしろ正常な反応なんじゃないでしょうか。周りから見るとおかしいけど、その方が健康的です。

 あと、インターネットもいいですね。たぶん誰もがアウトプットできるメディアっていうのは歴史上、インターネットが初めてでしょう。インプット過多だった従来のメディアとは一線を画しています。


 テロ戦争やイラク攻撃に、米国民があまり乗り気じゃないっていうのは、マンネリな展開だからというのもあるだろうけど、インターネットの普及も無関係ではないのではないだろうか、と考えるとちょっと嬉しいです。

 まぁ、色々書いたけど、変なネットジャンキーの俺なんかの言うことを真に受けないで下さい。TVニュースにどこまで共感すべきなのかは自分で決めてください。ただこれだけはわかって欲しい!


  1.深夜にひとり言を言いながらTVを見ている俺はむしろ正常

  2.ネットにどっぷりつかっている俺はむしろ健康的

  3.みんなが間違ってる、俺だけが正しい


 なんで俺、こんなに煮詰まってるんだ・・・。けどね、悩んでるのは俺だけじゃないはずだ。だって誰かが言ってたもん、「オマエだけが悩んでるんじゃない、みんな悩んでる」ってさ。人はみんな悩みながら生きていくんだ、そうだ!上見たり下見たり、空見たり壁見たりしながらも、人生は続いていくのさ、Life goes on なのさ、Oh,Yeah!!!


 なんか、何を書いてるのかわからなくなって来た。ちょっと小話するつもりが変な口調でダラダラ長話。まぁ、結論を言うとね・・・、

 休みが欲しいです。

 1ヶ月か2ヶ月の休みが欲しい。俺の夏休み、たった1週間だよ!?勘弁してくれよなぁあああッ!!!俺だって本当はもっとバリバリHP更新したいよ!メール返信したいよ!!助けてくれ!休みをくれ!!休ませろぉおおおおおおおおおおおお!!!

 ってなわけで、本編行ってみましょう!うりゃあああ!!








 そんなこんなで小学生相手の2回戦を突破した部長は、ついに3回戦に進出した。その対戦相手はッ!


 部長 「あいつか・・・・。」


 はじめにパッと見渡した時、手強そうなやつが2人がいた。

 一人はすらりとした顔立ちの男。(HN:ばらもす3さん)
 もう一人は帽子の男。


 この二人は物腰から直感的に危なそうな相手だと思った。(年齢的にも20歳前後っぽかったし)


 マダンテ黒い霧を使ってくるであろうこの二人とは、できれば闘いたくない。俺と当たる前にマグレで負けてくれ・・・、そう思った、そんな相手の内の一人が次の対戦相手のばらもす3さん(HNは後に判明)だった。



しかも・・・。



帽子の男

(欠席)

ばらもす3さん

Y・Nさん

S・Yさん

M・Iさん

眼光の鋭い子供

部長

K・Uさん

(欠席)

H・Aさん

R・Yさん

社長風の子供

K・Tさん

A・Yさん

S・Mさん
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 ばらもす3さんは帽子の男を破っていた。


 部長 「これは手強い・・・」


 小中学生より上の年齢の参加者3人の試合は、ここで全て終わる。小中学生の中に隠れた実力者がいない限り、この試合が事実上の決勝戦かもしれない。


 ばらもす3さんは厳しい二連戦を乗り切り、表情は自信に満ち溢れていた。



 しかし、俺は速報のみんなの期待を背負っている!!


 部長 「勝つぜぇえええ!!!」




 ばらもす3 「ふっふっふっ!では、いざ尋常にッ・・・」


 部長 「まぁ、待て。」


 ばらもす3 「怖気づいたのか!?」


 部長 「続きはまた来週だ。」


 ばらもす3 「え?第8話、もう終わり?」


 部長 「その代わり、来週中にもう1回更新する。」


 ばらもす3 「ふーん。」



 友達の『フリーター』『任天堂』『医学部』も応援してくれていた。



 フリーター 「本当に来週更新できんのか?嘘くせぇ!」


  任天堂  「嘘臭さ、255 uso ぐらいか。」


  医学部  「まぁ、とにかく・・・」






申し訳ない








つづく






現在までの登場人物 81人
(ノルマ100人)


次回は9月中に更新だ!
第9話「戦いの決着は…(仮)」







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