うえーん Bros.さんの体験レポ(3) 「JSGT DQM−J試遊レポート その3」
送信日時 : 2006年10月26日 1:28:16
件名 : JSGTレポートその3
JSGT DQM−J試遊レポート その3
スタッフ「…次の方どうぞー。」
いよいよ順番が回ってきた。
期待に胸を躍らせ試遊台につく。幸い大型画面とは連動していない方の台だった。
スタッフの目にも晒されずに済む。どうやらムチ打ちは避けられそうだ。
画面に目をやると主人公が水上バイクを乗りまわすデモ画像が流れている。
水上バイク?
世界観に僅かな疑問を抱きつつも、STARTボタンでスキップして試遊開始!
体験版のためかストーリーの導入部分はカットされていた。
いきなりフィールドに立たされていて、まるでファミコンの往年の名作「星をみるひと」の
スタート直後を彷彿とさせる演出だ。
でも始まりの町がESPで隠されているといった、プレイヤー泣かせのステキな
サプライズはなかったぞ。(・∀・)
マップを見ると小さな島の南端に位置していて、北側を向いた状態になっている。
目の前に扉が見えているが、とりあえず扉とは反対の方向へ走り出す。偏屈ゲーマーの基本だ。
ほどなく桟橋とその先に水上バイクを発見。早速試乗しようと傍らの立て札を読んでみる。
<<体験ROMでは使用できません>>
・・・。
体験版とはいえこういうゲーム世界から引き戻されるような台詞回しは残念に思う。
「故障中で使用できないようだ」とか「キーが抜かれていて動かせない」とか
「私の名前はロト。(中略)伝説の水上バイクに乗るには3つのものが必要だった」等の
気の利いた台詞を用意して貰えると無駄な行為も報われるというもんだ。
「DQらしさ」ってそういうことなんじゃないかな。
したり顔でそんなことを考えていると、
ビシィッ!!
背中に焼けつくような痛みを感じる。思わず振りかえるとスタッフの一人がムチを片手に
仁王のような形相でこちらを睨んでいた。
うえーん「アヒィイイッ!」
スタッフ「オレの目の前で変則プレイするとは ふてえ男だ!
その根性を たたき直してやる!」
うえーん「ど…どうか おゆるしください……」
スタッフ「いーや だめだ。たしかおめえは 試遊を始めたばかりだったなあ。
このさいだから 自分がドレイだってことを身にしみてわからせてやる!」
うえーん「ひいいい…………」
現実とは厳しいもので、白馬に乗った王子様もキラーパンサーにまたがった
グランバニアの王子様もボクを助けに来てはくれなかった。
さんざん打ちのめされて初回の試遊は終了。
ほうほうのていで(半死語)逃げ出したボクの目にあるものがとまった。
うえーん「あれは…」
(つづく)
速報DQMJ