『第2期 ガティンコ勇者学院』 ジャンル ドラクエ関連
作者 うえーんBros.さん
投稿日 2001.6/30.02:03
(まえがき)
実のところ、本話は第5話より前に書き終わってました。随分前からココの構想は練っていたので…
しかし今回の不死族の設定、苦しいですねー。こじつけもいいところだ。でも個人的には気に入ってます(笑)







第2期 ガティンコ勇者学院



第6話


ナレーター) なんだか後半投げやりな、第2期ガティンコ勇者学院。
今夜、あの恐るべき一族が復活する!

信じられないスピードで大魔王ゾーマを撃破した、第2期塾生達。
彼らを真の勇者と認め、オルテガは伝説の乗り物を託す。その乗り物とは…?


塾生1「こっ、これは……」
塾生2「まっ、まさか……」
塾生3「……ほうき、ですか?」


オルテガ「おう!だが、ただのほうきじゃないぞ。空飛ぶほうきだ!!」


塾生4「まほおばばなんかが乗ってるヤツでしょ?」


オルテガ「愚か者が!! これはな、あの天界の庭先を掃いたこともある由緒正しきほうきだ!」
塾生4「掃き目的じゃん……」


塾生1「…何コレ? えーと”目録”?」


オルテガ「わっ、それに触るな!!」


ベリッ!


オルテガ「……………やっちまったか。」
コクブーン「オルテガさん、何か不都合でも?」
マツォーカ「その目録はまさか……」


オルテガ「ああ、それには不死族を封印してあったんだ。」


塾生4「おいおい、そんなヤバイもの差し出すなよ…」


コクブーン「まあ、もう完全に夜も明けるから大丈夫でしょう。不死族は日光に弱いんでしょ?」


オルテガ「いや、ヤツは違うんだ。」
コクブーン「ヤツ?」


マツォーカ「聞いたことがある。アンデッドでありながら、日光を克服しつつあるモンスターの話を。
そいつは朝日程度の弱い光ならものともしない、不浄なる魂の王だと。」


オルテガ「そう、人々はヤツを”暁の不浄王”と呼ぶ!!」


コクブーン「暁の不浄王?!」


???「フッフッフ、いかにも」








バーサーカーボーン「パパー。」
アカツキフジョオー「バーサーカーボーンのパーパなーのだー。」
スピリッツテイマー「おー出かーけでーすか? 霊霊霊の霊。」


ナレーター)ついに現れた不死族「暁の不浄王」!
キャラの立たない塾生達はどう立ち向かうのか!!


(つづく)