『第2期 ガティンコ勇者学院』 | ジャンル | ドラクエ関連 |
作者 | うえーんBros.さん | |
投稿日 | 2001.4/27.03:38 | |
(まえがき) とうとうやってしまいました、ガティンコ最新作です。 はたして2匹目のどじょうは狙えるか? そもそも1匹目も狙えてたのか? 考えると結構ブルーになる今日この頃… しかし前作同様、ガチ○コテイストが薄いなぁ(笑) |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー (おやくそく) ・このお話は「ガティンコ勇者学院(第1期)」の続編です。 ・オルテガはFC版の変質者チックないでたちの設定です。 ・一部ドラクエの史実から大きく外れた部分があります。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−ー 第2期 ガティンコ勇者学院 | |
第1話 | |
ナレーター) | いよいよ始まった第2期ガティンコ勇者学院。 不慮の死を遂げた前塾長オルテガの意志を継ぎ、ついにあの男が立ち上がった! |
新塾長 | 「僕が塾長のサイモンですぅ」 |
ナレーター) |
勇者サイモン。オルテガ以上にその実績が疑わしい謎の男。 牢獄のほこらに幽閉されただけという、何のドラマもない生き様の人物を眼前にしてスタッフ一同、緊張で顔をこわばらせる。その時… |
???? | 「ちょっと待ったぁ〜!」 |
ナレーター) | 突然の待ったコール。予想外の展開にスタジオ内は騒然となる。 しかし、この野太い声はどこかで… |
???? | 「新宿町、いや新塾長だとぉ! 後にも先にも塾長と呼ばれるのはただ一人!」 |
タトゥーヤ | 「ま、まさか…」 |
マツォーカ | 「い、いや、あの男は死んだはず…」 |
???? | 「とうっ!」 |
ナレーター) | 突然頭上から何者かが舞い降りる。まさか、あの男なのか… CMの後、その正体が明かされる!! |
(CM) | |
ナレーター) | サイモンでは力不足。そう言わんばかりに突然あらわれた謎の男。 まさか、あの男なのか…。ついに、その正体が明かされる! |
???? | 「オレが…」 |
![]() | |
TOKIQ | 「小さくなってるーーー!!」 |
ナレーター) | オルテガと名乗る男のあからさまに不自然なこの体型。一体どういうことなのか! |
タトゥーヤ | 「でもオルテガさん、あなた以前亡くなったはずでは?」 |
オルテガ? | 「ふん、このポカパマ…ごほっ、げふっ、オルテガ様が死ぬわけなかろう!」 |
マツォーカ | 「ふーん、そうか。……お前、ポポタだろう?」 |
ナレーター) | 自称オルテガを睨み付けるマツォーカ。口元には勝利を確信した笑みを浮かべている。 |
オルテガ? | 「ななな、何言ってんだよ、バカバカしい。勘違いもいいところだ。」 |
マツォーカ | 「水鉄砲持ってるし…」 |
オルテガ? | 「うわわわっ、しまった! 間違えたぁーーー!!」 |
ナレーター) | マツォーカの言う通り、彼の右手には斧ではなく水鉄砲が握られている。しかし、一体何をどう間違えたというのか? |
オルテガ? | 「ちっ、やっぱバレたか…。そうだよ、オレはポポタだよ。」 |
ナレーター) | オルテガを名乗る男の正体は、なんとポポタであった。 実の息子である彼が何故…。 |
ポポタ | 「嘘をついたのは悪かったと思ってるさ。でも新塾長の人選に一言いいたくてね。」 |
タトゥーヤ | 「サイモンさんに何か?」 |
ポポタ | 「やいサイモン! お前は塾長にはなれないぞ。」 |
サイモン | 「何でですかぁ〜?」 |
ポポタ | 「だって、お前は既に死んでるもん。」 |
サイモン | 「ななな何を根拠にぃ〜? 証拠でもあるんですか〜?」 |
ポポタ | 「物証はないけど、以前ポカパマズさんが言ってたんだ。ガイアの剣欲しさにサイモンを殺っ…いやいや、ガイアの剣を貰いにいったら、サイモンが冷たくなっていたってさ。」 |
サイモン | 「じゃあここにいる僕は?」 |
ポポタ | 「ポカパマズさんはこうも言ってたんだ。死体からなんかぼうっとした光みたいなものが離れて、牢獄のほこらを出ていったって。これで分かった?」 |
サイモン | 「つまり僕は、亡霊だってこと…? そんな、そんな、いやだぁーーーあ゛あ゛あ゛あ゛!!」 |
ポポタ | 「ムッ! 正体を現したな!」 |
ナレーター) | なんと、サイモンの亡霊は絶叫と共にホロゴーストへと変貌した。 |
ポポタ | 「ちっ、やるしかねえか…」 |
ナレーター) | 初回から立ちはだかる強大な敵。一体どうなってしまうのか? 第2期ガティンコ勇者学院、次週激しいバトルが展開される!! |
つづく | |