第四話 ニュータイプ覚醒
ブラック一向は、どうにかアリアハン大陸を抜け出し、ロマリアにたどり着いた。
さて、勇者ブラックははたしてどのような行動にでるのか…・。
それではドラクエファイトレディーゴー!!!!
「やっと、着いたか。」
「もうへとへとだよ。宿探そうぜ」とデュオは疲れた表情でブラックに言った。
「そうだな。洞窟で結構手強い相手に会ったからな。まずは休んでからここらへんの情報を集めよう。」
次の日…ブラック達はロマリアの王様に会いに行った。
「よく来た勇者ブラックよ。そなたに頼みがある。わしの王冠を盗賊どもが奪っていった。それを是が非でも取り戻して欲しいのだ。」と王様は嘆いていた。
「断る!!!」とブラックはあっさり言い返した。
「なぜじゃあ…・」
「無意味なことはしない主義なのでな。」とブラックは王様の質問に側様答えた。
「そうか…・・。仕方がないな。」王様はショックを隠しきれずにつぶやいた。
それから勇者達はロマリアの城下町を散歩したり、情報を集めたりした。
そこでデュオはある階段を発見した。
「この階段はどこに続いているんだ。」
「明かに怪しいわね」
「行ってみるか。」
ブラック達が階段を降りるとそこには……
バニーガールの女性がいた。
「ここは一体…・。」とブラックが言うと、
「ここは合法カジノでございます。お客様ごゆっくりおくつろぎください。」
「なるほど、ここはカジノだったのか、よっしゃ、俺のギャンブラーの血が騒ぐぜ。」デュオは興奮気味に言った。
「カジノで金を稼ぐと言うのも一つの案だな。これから先金が必要になるかもしれないからな。」とブラックが言ったので、デュオは早速ポーカーをやりに高速移動をした。
「…・・。」ドモンもいつのまにか居なくなりモンスターバトル場にいた。
「セシルはどうする?」
「ブラックと一緒に行動するわ。」
ブラックとセシルは競馬コーナーに行った。
そして、3時間後…・。
デュオは所持金の0.6倍にした。(*1)
「ちっ、勝てねえ。こんなに減らしたらまたブラックにどやされてしまう…・。」
デュオは負けていた…・・。
一方、ドモンは、「…………・よし。」
3倍にしていたのであった。
そして、ブラック達はもっとひどかった。
「どうするのブラックもうそろそろお金なくなってきてるよ。」
「この俺が負けるなんて……。」
「次のレースどおするの?もうやめた方が…・。」
人間というものは不思議なもんである。土壇場になると何かの力に目覚めるのである。
ピーン
ブラックの頭に衝撃が走った。
「馬連7−13だ。」
「7−13??えっと、これって大穴じゃないやめといた方が良いわよ。」セシルはひっしになって止めた。
しかし、ブラックはやめようとしなかった。
「ぜったい、6のテイエムオペラオーだって、7のステイゴールドや13のタイキブリザードは来ないわよ。」セシルも必死である。
しかし、ブラックはもうその馬券を買ってしまっていた。
「あーーーー。」
「今,俺に神の声が聞こえたんだ。」
そしてレースははじまった。
「各馬一斉にスタートしました。好スタートは2番スペシャルウイ−ク、続いて、各馬が続いていきます。
(中略)
さて第4コーナーを曲がって先頭はテイエムに変わりました。さあ、直線、テイエム早い速い、しかし後ろから、タイキとステイゴールドそして、グラスワンダーが迫ってきたぞ。
さあ、どうなる。差は縮まっているぞのこり100mほとんど差はない。どっちだ。この四頭必死の競り合いだ。いま、ゴール!!!微妙だ。写真判定になりそうです。」
「確定するまでおもちの馬券はおすてにならないで下さい。」
「当った??」セシルが聞くと、
「わからない。しかし、本当に神の声通りに行くなんて…・・。」ブラックも自分自身のこおとにビックリしていた。
「確定しました。1着13番タイキブリザード、2着7番ステイゴールド、3着11番グラスワンダー、4着6番テイエムオペラオー、5着1番アグネスフライトに確定しました。」
「やったあああ、当ったぞ。」ブラックはセシルと抱き合った。
「ちょっとブラック…・。」
「はっ、済まん。取り乱してしまった。」
ブラックは1024倍の馬券を当てた。
そしてこのあとのレースも神の力で次々と当てていった。
そして、夜になり四人とも宿屋に戻ってきた。
「なんだ、その金は…・。」
「………」デュオとドモンはブラックが当てた金に驚いた。
「これならこの先金の心配はないだろう。」
「いくらあるんだ…・・。」
2時間後
「999万あるぞ。」とデュオは言った。
「さて、次はどっちに行くかだ。」ブラックはデュオの言葉に耳を貸さずに話し始めた。
「…・・俺はカザ−ブに行きたい」と珍しくドモンが言った。
「よし、ドモンが珍しくしゃべったからカザーブに行くか」
「賛成」
四人が一致したのでカザ−ブに行く事にした。
さて、カザ−ブに向かう事に決めた、ブラック一向。
なぜ、ドモンはそこに行きたかったのか。
次回 流派東方不敗の秘密
注意書き
*1 金は最初に四人で分割してます。
現在のレベル
ブラック LV 9 セシル LV 10 ドモン LV 10 デュオ LV 12