DQV小説
第二話 大陸脱出?
さて、前回はブラックとその仲間たちの出会いそして旅たちをご覧になりました。
今回は、しばらく戦い次の町に目指すところから始まります。
それでは、ドラクエファイトレディゴー!!!!!!!(*1)
「よし、もうそろそろ次の待ちに行かないか。勇者さんよ。」とデュオはにくったらしく言った。なぜなら、前回戦闘検査というものをやらされたもんですっかりブラックを信用してないのだ。
「ふっ、そろそろ頃合かな。」
「レ−ベの村が北の方にあったはずよ。レ−ベ辺りならこんなに戦闘しなくても行けるはずよ。どうして今まで行かなかったの?」とセシルも文句を言ってきた。
「俺は戦力は無駄にしない。誰かが死ぬなんてまっぴらごめんだよ。俺は親父みたいに誰かが死ぬなんて…・・。」とブラックは唇をかみ締めながらこう言った
「たしか、勇者の父親はあの有名なオルテガだよな。俺も尊敬していたよ。」
オルテガとは、有名な戦士でバラモスを倒しに行ったまま帰ってこない。ブラックの父親である。
「すまなったわね、ブラック。」
「良いさ。」
そうしているうちに、レ−ベの村に到着した。
「のどかな村だねえ。」とデュオ。
「さて、情報集めが先だ。ここからどうするかだ。4人で別れて集めるか、それとも一緒に行動するかだ…・。」
「一緒に行動した方が良いと思うぜ。まだ、来たばっかだし」とデュオの提案に3人とも合意した。
まずは宿屋で荷物を整理して聞きこみに回った。そこでモンスターと遊んでいる少年が居た。
「モンスターと遊んでいる…・。君は一体…。」デュオは少年がモンスターと遊んでいるのを見て驚いた。
「俺の名はサトシ。ポケモンマスターだ。そしてこっちは相棒のピカチュウ。」
「ピカー。」
4人は呆然とした。なぜなら、このモンスターは見たことなかったからだ。
「レ−ベの村ではこんなものが流行っていたのか…・。俺の頭脳が否定しているぞ。」
ブラックはいささか錯乱気味になった。
「俺のピカチュウをなめるなよ。そんならバトルだ。」
「良い度胸じゃねえか、このクソガキめ。」
デュオとサトシは喧嘩状態になった。
「落ちつけデュオ。小学生相手に何むきになっている。俺たちの趣旨はこのアリアハン大陸をどのように脱出するかだ。」とブラックはデュオを説得し出した。
「いや、俺はやる。」
「ピカチュウ頼んだぞ」
「ピカー」
ピカチュウとデュオのバトルが始まった。
「ピカチュウ、高速移動だ。」
ピカチュウはすごい速さで移動した。
「なんだ、この速さは…・。ドモンよりも速いんじゃねえか。」
デュオがいくらすばやいと言っても所詮は人間。モンスターのスピードにかなうわけがない。
「聖なるナイフに持ち替えろ。(*2)今回はパワーよりもスピード重視だ。」とブラックが言った。
「ピカチュウ、10万ボルトだ。」
「ピカー。ピ・カ・チュウウウウウウウウ」
ピカチュウは、すごい電気量を放出した。
デュオは紙一重でこれを交わした。
「なんなのだ。こんなのありかよ。レベル6の俺にライデインを食らわそうとするのかよ。」
デュオは切れかかった。
「てめえの高速移動。(*3)俺もやってやるぜ!」
シュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュンシュン。
目にも止まらない早業でピカチュウとデュオの死闘が続いた…・・。
3時間後…・・。
「はあはあはあ…・。」
「ピカ…・・。」
3時間も戦い両方とも疲れが溜まって来ていた。
「……次の一撃で勝負が決まる。」ドモンが口を開いたとき。
シュピン!!
光が放ったと思ったときには、ピカチュウが気絶していた。
「俺のピカチュウ…・。大丈夫か。」
サトシはピカチュウにすぐに駆け寄り、抱きしめた。そして、
「良い勝負だったよ。そうだ、この大陸を抜け出したかったら、東にある洞窟がロマリア大陸に続くはずだよ。」と言った。
「ありがとう。坊や」
「さて、宿屋で一晩止まってから、その洞窟に行くとするか。」ブラックが言うと4人はそれぞれ自由行動にした。
次の日、東の洞窟に向かった。さすがにフロッガ−やさそり蜂など強敵も現れたが、かろうじて洞窟についた。
がしかしそこで4人は思いがけない光景を目にするのだった…・・。
目の前に大きな壁がふさがっていたのだ。
「通れないじゃんか。」
「無理そうね」とデュオとセシルが言った。
「この壁は特殊な魔法コーティングされている。どうすれば…・・。」ブラックが悩んでいると、老人が現れた。
「魔法の玉は持ってないのかね。」
「何ですかそれは?」とデュオが言うと、
「たしか、本に書いてあったな。魔法打ち破るのに魔法を圧縮した玉が必要だと言う事それがレ−ベの村にある事を…・・」ブラックが思い出したように言った」。
「………もどろ」
さて、この勇者一行は魔法の玉を手に入れてなかった。
さてどうなる。勇者ブラック。何時になったらアリアハン大陸を抜け出せるのか…・。
次回、泥棒と盗賊、因縁の対決
注意書き
*1 この後に例の音楽を流れる事を感じてください。
*2 武器や防具は村に入ったらすぐ最強装備を買ったと思ってください。
*3 先制攻撃を覚えた。
現在のレベル
ブラック LV 6セシル LV 7ドモン LV 8デュオ LV 8