『ただの勇者の冒険の書1』 ジャンル DQ3小説
作者 PN未定 さん
投稿日 2001.11/4.16:34
投稿小説送ります。・・・ちなみにSFCでやった経験を元にして書いたものなのでご注意願います。





アリアハン大陸・・・そこに住む一人の少年がいた。彼の名はティオス。
父、オルテガは魔王を倒す旅に出て行方不明。
 
今は母と共に暮らしている。彼にはひとつの願いがあった。
父、オルテガを探すために旅に出る・・・。
 
龍暦1546年7月25日の事だった。彼は王の許可をもらい、旅に出る事となった。
 
ティオスの家にて・・・。
 
ティオスは旅支度をしていた。3時間後にはアリアの港から一般船に乗ってロマリアへ行く。
 
ティオス「・・・・・・。」
 
彼は一人で旅に出るつもりだ。
 
その時、彼の部屋に誰かが入ってきた。
 
ティオス「誰だ?」
 
そこに居たのは、ティオスの親友ロインだった。
 
ロイン「よう、ティオス。」
 
ティオス「ロインか・・・。別れでも言いに来たのか?」
 
ロイン「何言ってやがる。」
 
彼は盗賊だ。
 
ロイン「俺連れてってくれねえのかよ?」
 
ティオス「誰がお前を連れて行くといった。」
 
ティオスはそういうと、まとめた荷物を持って、港へ向かい始めた。
 
ロイン「おい、待てよ。」
 
ティオスは待たない。
 
ロインはティオスに何度も話し掛けた。
 
ロイン「なあ、なんで俺を連れていかねえんだ?俺とお前の仲だろ?」
 
ティオス「だから連れて行かない。親父を探すのはあくまで俺だけの願望だ。」
 
ロイン「俺はそれに付き合いたいんだよ。」
 
ティオス「困る。」
 
そうこうしているうちに二人はアリア港に着いた。
 
ロイン「どうしても連れて行かないつもりか?」
 
ティオス「ああ。」
 
ロイン「待て待て、船が出るまであと2時間ある。俺の荷物はその間に作るからさあ・・・。」
 
ティオス「・・・・・・。」
 
ティオスは、本当はロインと一緒に行きたかった。ロインに両親はいない。
母は彼を産んですぐに亡くなり、父も彼が11歳の時に死んだ。
 
ティオス「考えさせてくれ。」
 
ティオスは考えた。ロインはその間に自分の荷物をもってきてしまった。
 
ロイン「ほらほらぁ。」
 
ティオス「いや、やっぱりだめだ。」
 
ロイン「はあ?いまさら何言ってんだよ!」
 
ティオス「今さらっつっても、お前がそれ(荷物)勝手に持ってきただけだろうが。」
 
ロイン「頼むよ。」
 
その時、彼らの前に港員がやってきた。
 
港員「どこまで、何人ですか?」
 
ティオス「ロマリアまで一人。」
 
港員「120Gになります。」
 
ティオスは25G札を5枚出し、切符と5G金貨を1枚受取った。
港員は今度はロインに話し掛けた。
 
港員「どちらまで?」
 
ロイン「ロマリア。」
 
ティオス「・・・!」
 
港員「120Gになります。」
 
ロインは100G札と10G金貨2枚を渡した。港員は切符を彼に渡した。
 
ロイン「そーいうことだからさあ、ねえ?」
 
ティオス「お前・・・、もういいよ、好きにしろ。」
 
ティオスはけっこうクールな性格だ。しかし・・・。
 
ティオス(・・・・すまない、ロイン・・・・。)
 
彼らは船に乗った。
 
船は動き、ロマリアを目指す・・・。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
なんかショボイですね・・・。かなりてきとーだし。
でも!とりあえずこれから力入れますわ!