マスル一一一伝説の英雄マッチョの血を引く主人公。
もひもひ一一一もひもひ族の少年。
マチョーニ9世一一一伝説の英雄マチョーニ1世の血を引くマチョ王国国王。
せみの抜け殻一一一 ………?
メガネケース一一一 ………!?
<第9話・VS フレッシュ佐藤>
マスル&もひもひ&マチョーニ9世&せみの抜け殻&メガネケースら五人は、フレッ
シュ佐藤のアジトである洞窟に向かった。
メガネケース「ここがフレッシュ佐藤のアジト………?」
せみの抜け殻「そうだよ、メガネケースくん」
マスル「とりあえず中に入ってみよう」
異様な気配が、マスルたちを包んだ。恐ろしい殺気である。
???????「はっはっは、よく来たな」
マチョーニ9世「誰だてめぇ!」
???????「私はフレッシュ佐藤。巷で人気の大スターさ」
もひもひ(巷で人気なのか………)
メガネケース「近所のマングースの子孫を返せ!」
フレッシュ佐藤「それは無理だ。やつは魔王様の生贄となるのさ」
マスル「魔王………?」
フレッシュ佐藤「魔王様の復活を邪魔する者には消えてもらう」
もひもひ「消えてたまるもんか!」
すかさずもひもひは、世界中の消しゴムのカスを集めて作った『もひもひボール』をフ
レッシュ佐藤に投げまくった。
フレッシュ佐藤「ぐはっっっ!」
フレッシュ佐藤は40万くらいのダメージを受けた。
マチョーニ9世「次はオレだ!」
マチョーニ9世は、自慢の怪力で、メガネケースを投げた。
メガネケース「うぉっ!」
メガネケースは、死んだ。
せみの抜け殻「次はワシじゃ!」
せみの抜け殻は巨大な金魚を召喚し、自分はカメレオン伊藤に変身した。巨大な金魚は
『黒い何か』を40個投げ、カメレオン伊藤は空を飛んだ。
フレッシュ佐藤「うああああぁぁあぁ」
フレッシュ佐藤は、マスルたちの猛攻によって、遂に力尽きようとしていた一一一
フレッシュ佐藤「そ………そんな………バカな………貴様たちは何者だ………?」
マスル「僕はマッチョの子孫だ(と思う)!」
フレッシュ佐藤「………! そうか……通りで強いわけだ………グフッ」
フレッシュ佐藤は息絶えた。
もひもひ「よくやったねマスル!」
マチョーニ9世「さすがはマッチョの子孫だな」
マスル「でも………恐ろしい強さだった………フレッシュ佐藤………」
??????「ふっ、大したことないな」
もひもひ「誰だ!」
??????「俺はグリコーゲン。伝説の英雄近所のマングースの子孫だ」
マチョーニ9世「お前が………?」
グリコーゲン「フレッシュ佐藤なんて、俺の裏拳で一発さ。それなのに、お前らと
きたら、あんなに時間かけちゃってさ」
マスル「裏拳で一発!? 仲間になってくれ!」
グリコーゲン「ふっ、しょうがないな」
一一一こうして、近所のマングースの子孫『グリコーゲン』が仲間になった。二人の大
切な仲間………せみの抜け殻とメガネケースを犠牲にして。
四人の勇者、マスル&もひもひ&マチョーニ9世&グリコーゲンの旅はどこまで続くの
か………
<つづいてしまうのさ>
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