『マッスル伝説2』 ジャンル オリジナル
作者 Rocky さん
投稿日 2001.2/23.18:37
解説:このコーナーができるきっかけにもなった伝説の名作、マッスル伝説、ついに第2章に突入!





伝説の英雄『マッチョ』が死んでから2億年後…………彼の血を引いた新しい勇者が旅
立とうとしていた一一一!


<第6話・きこりのマスル>


 僕はきこりのマスル。あの伝説の英雄『マッチョ』の血を引いている(と思う)。

 最近、木を切るために必要なダンゴムシが、僕の住んでいる『ゴリラ森』から姿を消し
てしまった。

  マスル「一体、何が起こってるんだ………?」

 僕は、ダンゴムシ消失の謎を解くため旅に出た…………

 途中、一匹の『もひもひ』(トリケラトプスのような動物で、「もひもひ」と鳴く生
物)に会った。

  もひもひ「マスル、そんな重装備でどこに行くの?」

   マスル「魔王を倒しに行くんだよ」

  もひもひ「ボクも連れてってよ!」

   マスル「ダメだよ。魔王は強いんだ。もひもひみたいな弱いやつじゃ勝てないよ」

  もひもひ「大丈夫。魔王なんて踏みつぶしてやるから」

   マスル「そうか。じゃぁ、行こう」

 こうして、もひもひが仲間になり、ダンゴムシ消失の謎を解くため二人は旅を続けた…
………

 約32光年歩いて、やっと『マッスルの町』に着いた。

 この町の中央には、伝説の英雄マッチョの銅像がある。この町の名が『ドリフ』から
『マッスル』に変わったのも、彼のお陰なのだ。

  もひもひ「へぇ。マスルって、マッチョの子孫なんだ」

   マスル「うん(気持ち的にはね)。でも、マッチョって凄いよね」

  もひもひ「あぁ。あの伝説の英雄『マチョーニ1世』を悪の道から救った程の人だか
ら」

   マスル「僕は『足の裏のダニ』を尊敬してるんだ。だって彼は………」

 マスルが英雄『足の裏のダニ』について語ろうとした時、事件は起こった。

  町人A「マ………マチョーニが攻めて来たーーーーー!」

  町人B「逃げろぉぉぉぉぁぁぁ!」

 マスルともひもひが町の外を見ると、マチョーニの軍隊が迫っていた。