マッチョ一一一主人公。現在、妹を救うためマチョーニの家にいる。
ロビンソン一一一マッチョの親友。チョコクリスピーが好き。
マチョーニ一一一魔王(仮)。マッチョの妹を誘拐した。
<第4話・VS 近所のマングース>
ロビンソンが、マッチョの妹が監禁されていると思われる部屋の扉を開いた。部屋に
は、マッチョの妹ではなく、諸悪の根源『近所のマングース』がいた一一一
近所のマングース「よく来たな、マッチョ………」
マッチョ「養成所の利益をかえせ!」
近所のマングース「残念だが、そういうわけにはいかない………お前たちには死んで
もらう!」
近所のマングースは、額から無数の光を発し、マッチョ&ロビンソン&マチョーニの身
体に金縛りをかけた。
マチョーニ「くっ………動けない!」
近所のマングース「これで終りだ」
近所のマングースがとどめをさそうとしたとき、突然、深遠なる宇宙の果てから、人々
の憧れのヒーロー『パワフルマッチョ』が現れた。
パワフルマッチョ「そこまでだ、近所のマングース!」
近所のマングース「そうはいくか!」
近所のマングースとパワフルマッチョの激戦が繰り広げられた。ときどき、血がチョビ
チョビ出るくらいの戦いだった。そして………
マチョーニ「やったぁぁぁワイが支配者やぁぁぁ」
その戦いで見事に勝利を得たのはマチョーニであった。
<第5話・革命+そして伝説へ>
マチョーニの屋敷での戦いで勝利を得たマチョーニは、独裁政治を始めた。マチョーニ
は調子に乗りまくっていた。
マッチョ「マチョーニがだいぶ調子に乗ってるな」
あの戦いから48年過ぎたある日、マッチョ(84)が言った。
ロビンソン「これ以上、奴に政治をさせたら世はお終いだ」
ロビンソン(52)も言った。
近所のマングース「あぁ、その通りだ」
近所のマングース(8億)も言った。
一一一一そして、革命が始まった。
住民A「マチョーニ出てこーい」
住民B「マチョーニの政治反対!」
人々は、マチョーニの官邸に攻めまくった。
マチョーニ「ガ、ガードマン!」
マチョーニ首相はうろたえていた。
マチョーニ「ガードマン、早くヤツラを追っ払え!」
ガードマン「お前を追っ払ってやる!」
ガードマンの正体は、マッチョら三人の勇者であった。
マチョーニ「き、貴様ら!」
マッチョ「これ以上好き勝手されては困る…………俺たちの怒りを思い知れ!」
マチョーニ「ぐわぁぁっっぁあ」
マチョーニは、享年18兆であった。
一一一一一一一一一一一一一一
それから1982年後一一一マッチョたち四人は、海のはるか彼方の地平線を見てい
た。
近所のマングース「あれからもう、1980年も経ったのか………」
ロビンソン「早いな…………」
マチョーニ「本当に………あれでよかったんだろうか?」
近所のマングース「いいんじゃないか?」
ロビンソン「そうだよ………いいんだよ」
マッチョ「うん………いいんだろうな………」
一一一一一一一一一一
さらにその8億年後一一一五人の英雄『マッチョ』『ロビンソン』『マチョーニ』『近
所のマングース』『足の裏のダニ』たちの石像が、ドリフの町の中央の庭の地下52kmの
マグマの底の便所できばっているオッサンの尻の中に建てられたという一一一一
[勇者マッチョの冒険記『マッチョと愉快な仲間たち』一一一完]
一一一一その後、マッチョは、ドリフの町の長になり、町の名を『マッスルの町』に改
名した。そして、三人の子供を産み、その三人の子供もまた、子孫を作っていくのだった
一一一
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