『マッスル伝説3』 ジャンル オリジナル
作者 Rocky さん
投稿日 2001.3/11.14:00
※今日、雪印の牛乳を飲みました。(だからなんだ)





☆マティー・・・・・・・マッチョ&マスルの子孫。焼き豚(山田のおろち)に焼き尽く
され、天国へと旅立った。

☆メガネふき・・・・・・メガネケースの子孫で、マティーの親友。メガネを拭くのが趣
味。

★マチョーニ123世・・マチョーニ1世&9世の子孫。マティーたちを道連れにした。

☆ムニエル・・・・・・・足の裏のダニの子孫。故ジャイアント馬場より大きい。

♪カカポ・・・・・・・・元マチョニーズ14番隊隊長。メガネふきを裏切り、マティー
たちのパーティを離脱した。

★焼き豚・・・・・・・・焼き肉の子孫で、真竜の息子。山田のおろちに変身して、マ
チョーニ123世を(ついでに、マティーたちも)焼き尽くした。


〜あらすじ〜


マティーって奴が、メガネふきを仲間にして、そんで、マチョニーが襲ってきて、メガネ
ふきがカカポダンスを踊って、魔王ガリレオというのがいて、最強最悪の魔王で、焼き尽
くす炎で焼き尽くされて、マティーたちは死にました。


<第18回 天国王の野望>


 マティーたちは死んだ。やるせないほど死んだ。

 一一そして、ここは天国。

マティー
「痛てて……どこだここ?」

ムニエル
「やっと気付いたか。どうやらここは……天国のようだな」

メガネふき
「天国!?死んだの僕ら!?」

ムニエル
「あぁ……山田のおろち『焼き豚』に殺されたんだ」

 そう。焼き豚は理性を失い山田のおろちに変身して、マティーたちを殺した。ひょっと
すると、今地上で大暴れしているかもしれない一一

マティー
「一刻も早く生き返ろう!」

ムニエル
「落ち着け。まずは伝説の英雄たちに会うんだ」

メガネふき
「伝説の英雄に?」

ムニエル
「ここは、死人の住まう世界……伝説の英雄たちがいてもおかしくない」

マティー
「よし、それじゃ、さっそく会いに行こう」

 マティーたちは、天国での旅を開始した。途中、一匹の魔物が襲いかかってきた。

モンスター
「オレの名はコンパス。天国四天王の一人だ!」

メガネふき
「天国……四天王?」

天国四天王コンパス
「天国を支配しようと企んでおられる天国王様の直属の部下だ。残念だがお前たちには死
んでもらう」

ムニエル
「そうはさせるか!」

 ムニエルはそう叫ぶと、全身に力を込め、風船ガムを召喚した。風船ガムは鋭い牙を生
やして、コンパスのうなじにかぶりついた。

コンパス
「……っく……その程度では死なんぞ……!くらえ奥義!」

 コンパスは『↑↓↑○』を入力し、奥義『いつの日かきっと』を放った。

風船ガム
「ぐほげゃああぁ!」

 風船ガムは、死んだ。


 一一翌日、風船ガムの葬儀が行われた。

風船ガムの母
「うっ……うっ……」

風船ガムの弟
「兄さん……」

マティー
「すみません。俺たちの力が足りないせいで……」

風船ガムの父
「いや、君たちのせいじゃない。風船ガムはきっと幸せだったよ。きっと……」

 すると、一人の男が、マティーたちに近づいてきた。男の名はコンパス。風船ガムを殺
めてしまった張本人だ。

コンパス
「全部……全部オレのせいなんだ……!風船ガム……そして、お父さん……許して下さい
……」

風船ガムの父
「黙れ!お前のせいだ……お前のせいで息子は……コンパスは……うあああぁああ!」

 風船ガムの父はいきりたってコンパスに襲いかかった。バキッ!コンパスに8462兆
のダメージを与えた。一一コンパスは死にました。


 一一さらにその翌日、コンパスの葬儀が行われた。

コンパスの弟の嫁
「うぅ……コンパスさん……」

コンパスの兄の友人
「惜しい人を亡くしたもんだ。惜しい人を……」

牛
「んもぉ」

トランペット
「プップー」

ショベルカー
「ガアガア」

救急車
「おんぎゃあ」

森
「日本は神の国」

漢字字典
「なんでやねん!」

ディレクター
「はーいカットぉ!」

ボールペン
「メガネをかけたジャイアン」

四次元ポケット
「うなぎ」

 コンパスの葬儀には、実に様々な人たちが参列していた。

マティー
「みんな……永久に、忘れちゃダメだよ……伝説の英雄『コンパス』の名を……」

ムニエル
「当たり前さ……!」

 葬儀を終えた後、マティーたち三人は再び旅を続けた。


 マティーたちは、数々の伝説の英雄たちが住んでいるといわれる『青汁の町』に向かっ
ていた。青汁の町には、マッチョをはじめ、光の英雄キース(お茶の水)や、闇の英雄ム
ナゲなど、遥か昔に活躍した伝説の勇者たちがたくさん住んでいる。

ムニエル
「ここが青汁の町か」

マティー
「ここに、伝説の英雄たちが……」

 マティーたちはまず、伝説の英雄マスルが住んでいる家に向かった。

マスル
「君は僕の子孫?」

マティー
「ひょんなことで死んじまったんだ。生き返る方法を……現世に……地上に帰る方法を知
らないか?」

マスル
「……1つだけある。天国王を倒して、『赤のスネ毛』を手に入れることができれば」

マティー
「天国王……赤のスネ毛……」

マスル
「天国王の強さは普通じゃない」

 マスルは、天国王について語り始めた一一

マスル
「……天国王は、10万年前までは『神』だったんだが、いろいろ悪事をはたらいてね。
神を辞めさせられてしまったんだ。それから奴はさらに凶悪さを増して、天国を支配して
やると天国の民全員に宣言して、『天国王』を名乗ったんだ」

メガネふき
「天国四天王……というのは?」

マスル
「天国王直属の部下で、凄まじい力を持っている者のことさ。コンパスは風船ガムの父が
倒したが……まだ三人残っている」

ムニエル
「あとの三人の名は?」

マスル
「一人は『モリゴーニュ』。もう一人は『ハム太郎』。そして、あと一人は『靴下』…
…」

ムニエル
「!?靴下だと!?」

 ムニエルが叫んだ。


<ホンマ、続いてまうわ>