『マッスル伝説2』 ジャンル オリジナル
作者 Rocky さん
投稿日 2001.3/1.18:13
rocky75の一言:連載10回目突破!(特に意味は無いが)






      マスル一一一主人公。伝説の英雄マッチョの子孫。

     もひもひ一一一もひもひ族の少年。トリケラトプスっぽい。

  マチョーニ9世一一一マチョ王国国王であり、マチョーニ1世の子孫でもある。

   グリコーゲン一一一伝説の英雄近所のマングースの子孫。さわやかフレッシュボー
イ(らしい)。

   リンダ(♀)一一一伝説の英雄ロビンソンの子孫。紅一点だが、顔は……



<第11話・魔王城突入>



 マスル&もひもひ&マチョーニ9世&グリコーゲン&リンダ(♀)の五人は、『足の裏
のダニ』の子孫の行方を求めて世界中を旅した(らしい)。だが、旅の途中、事件が起き
た。

     男「だ一一一誰か助けてくれ!」

  もひもひ「父さん!」

 サハラ砂漠で、一人の男がガマガエルに襲われていたのだ。

    マスル「父さん!? あれが、もひもひの!?」

  ガマガエル「んぐぎゃあ」

 すると、ガマガエルは地獄から『風船ガム』を召喚し、その風船ガムに命を吹き込ん
だ。

  風船ガム「伝説の英雄の子孫ともひもひよ。私が相手になろう」

 風船ガムはそう言い放つと、突然まばゆい光を放った。

 その光の中から、なんとパワフルマッチョが現れた。

  パワフルマッチョ「風船ガム! 覚悟しろ!」

      風船ガム「またお前か! 邪魔はさせんぞ!」

 パワフルマッチョと風船ガムの激戦が始まった。その戦いは8秒続いたという一一一


 その頃、マスルたちはパワフルマッチョたちを無視して、『ダニの町』に着いていた。
その名の通り、『足の裏のダニ』の子孫がその町に住んでいるのである。

 だが、誤って、マチョーニ9世が足の裏のダニの子孫を踏み潰してしまった。仕方ない
ので、マスルたちはまた、旅を続けることにした一一一


   グリコーゲン「次は、どこに行こうか?」

   リンダ(♀)「もう、魔王城に行っちゃいましょうよ」

      マスル「魔王城に………?」

     もひもひ「でも、どこにあるんだろ?」

   リンダ(♀)「アタシの家の近所にあるわよ」

  マチョーニ9世「ふ〜ん、そうなんだ」

 一一一というわけで、マスル一行は、リンダ(♀)の家の近所にある魔王城に向かっ
た。


  マスル「ここが………」

 マスルは、息をのんだ。

  マスル「魔王城………!」

 魔王城には言葉では言い表せない気配が漂っていた。凄まじい殺気である。

  マチョーニ9世「やっぱり、引き返した方がいいんじゃないか?」

   グリコーゲン「でも、いずれは倒さなきゃならない魔王だ」

   リンダ(♀)「これ以上、人々が苦しむ姿は見たくないわ」

      マスル「よし………行こう!」

 五人の勇者たちは、魔王城に足を踏み入れた。



<つづ………な、なんだ君は! 邪魔をするんじゃない! やめろ! やめ………(ガ
チャッ)ツーツーツー>