『勇者タフガイの冒険』 ジャンル オリジナル
作者 Rocky さん
投稿日 2001.2/26.22:01
rocky75の尊い一言(笑):今日からSFCドラクエ3の日記を書きます。みなさん、応援よろしく!






<プロローグ・タフガイなタフガイ>



 俺の名はタフガイ。性格はタフガイだ。あの伝説の英雄『オルテガ』の一人娘だ。

 今日、変な夢を見た。何? どんな夢か、だって?

 仕方ない、教えてやろう。


〜 タフガイの夢 〜


 俺は森を歩いていた。でも、その森が厄介な所でさ。モンスターはウジャウジャ出るし
道は複雑だし、すっかり迷っちまったんだ。

 そしたら、向こうから変なじじいがこっちに歩いて来たんだ。そのじじいがいきなりこ
んなことをほざきやがった。

「ふぉっふぉっふぉっ」

『3回も言うな』

「道に迷いなされたかな」

『何故わかる』

「西の方向に歩いてゆけば、この森を抜けられるはずじゃ」

(怪しいじじいだが、信じてみるか………)『ありがとよ、じじい。あばよ』

「ところで、もし途中で岩があったらここまで押してきてくれんかの。きっと礼はするぞ
い」

『岩なんか何に使うんだよ。だいたいそんなこと、俺にたの…………』

 一一一そこで、俺は思った。

(もしかして、このじじいは………スカウトマン? そうだ、そうにちがいない。ひょっ
としたら………アリアハン最大のジム『タフガイスタジアム』のオーナーかも………うっ
ひょー! ここで俺のタフガイぶりを見せつければ、タフガイスタジアムの会員…………
いや、リーダーになれるかもしれない……!)

『じいさん、俺はやるぜ! 岩なんか300個でも400個でも持って来てやるよ!』

 俺は、宣言通り、「1000個」岩を持って来た。

 そしたら、じじいが「50ゴールド」をくれた。

 一一一50ゴールド………? タフガイスタジアムのオーナーがケチくさいなぁ………


〜 タフガイの夢、終了 〜


 ………という夢を見たんだ。これで、俺のタフガイぶりが、よくわかっただろ?



<続く>