第19回：のるかそるか







と、ある某所。１人の男が公演を開いていた。

　　　　　　　　　　　
言いわけ桃太郎「かくかく・・・」

言いわけ桃太郎「じかじか・・・」

言いわけ桃太郎「と、言うわけでこれはあるお話だが・・。」

言いわけ桃太郎「ある所にハンサムでナイスガイでカッコ良い青年と
美人で上品な女性がいた。その２人はとても仲が良かった。いや恋人同士
と言って良いだろう。だが２人は引き裂かれた・・。たった１人の男に。」

言いわけ桃太郎「そのハンサムでナイスガイでカッコ良い青年と美人で上品な
女性はもうすぐ結婚するはずだった。２人は幸せに暮らしていくはずだった。
だが・・、２人は引き裂かれてしまったんだ・・。たった１人の男に。」

言いわけ桃太郎「その男はチビでダサい帽子をかぶってた野郎だった。
そのヒゲ野郎は、その美人で上品な女性をハンサムでナイスガイで
カッコ良い、言いわけを決して言わない素直な青年から奪ったのだ。」

言いわけ桃太郎「まさにクッパよりタチが悪い！
ピーチ姫は何度もさらわれて・・・、」

一同「ピーチ姫！？」

言いわけ桃太郎「しまった、口が滑って・・、」

一同「ピーチ姫って言ったら桃太郎に無理やり結婚されそうになったのを
マリオが助けたんだよな・・・。」

一同「言いわけ桃太郎！まさかお前が・・・！」

言いわけ桃太郎「く・・、逃げるか・・・。」

言いわけ桃太郎は逃げ出した！


一方、旅を続けているマロは、マシュマロ国に帰っていた。

マロはTVを見ていた。

TV「３年○組！金髪先生～！」

アナウンサー「さて、このドラマは回数ごとに金髪先生の髪が短くなります！」

アナウンサー「今作では、なんと金髪先生がとうとうハゲに！！シリアスな
教育現場が一転、ハゲが国語を語るコメディードラマになってしまうのか！」

アナウンサー「作者＆金髪先生演じる言いわけ桃太郎さんにお話を聞きます！」

アナウンサー「言いわけ桃太郎さん、ハゲになったことでドラマの内容を
変更されたそうですね。いったいその背景はなんですか・・？」

マロ「言いわけ桃太郎だって！？」

言いわけ桃太郎「いや、ちょっと変化を持たせようと思って・・・。」

アナウンサー「なるほど！波平のコメディードラマをどうぞお楽しみに！」

しかし、視聴率はどんどん下がっていった。TBS側も、これはまずいと思い
むりやり最終回にすることにした。言いわけ桃太郎はコージー冨田の
ものまねをするものまねタレントへと転身することにした。

それでドラマの方は、金髪先生が知事選挙に出馬するということにした。
しかし、金髪先生は選挙中にセクハラ行為をしていたことが発覚！
知事になれたとたんに刑務所行きになったという話にして最終回まで
無事に終わらせることができた。

しかし、この男は・・、


横谷ノック「なんじゃこの金髪先生は！言いわけ桃太郎の野郎！」

横谷ノックは言いわけ桃太郎に挑戦状を叩きつけた！

言いわけ桃太郎は横谷ノックからの挑戦状を目にした。

言いわけ桃太郎「良いだろう！横谷ノック、受けてたってやる！」

２人は、キノコ城城下町で会った！

横谷ノック「いつか勝負をしようと思っていた。勝負だ！」

すると横谷ノックは言いわけ桃太郎を攻撃！

すると言いわけ桃太郎は城下町の住民の１人を人質に取った！

言いわけ桃太郎「おらー、こいつの命が欲しかったらあり金、いや
あり髪の毛全部よこしな！」

横谷ノック「くっそー・・・。」

横谷ノックの髪の毛は、波平１本髪かつらの１本だけだ。

どうする！？横谷ノック！

横谷ノックの決断はいかに！？

横谷ノック「分かった。波平１本髪かつらをやろう！どうせまた買える！」

横谷ノックは言いわけ桃太郎に波平１本髪かつらを渡した。

言いわけ桃太郎「ふっふっふ。それでいいのだ！」

言いわけ桃太郎は去っていった。

横谷ノック「待て！まだ勝負はついていない！」

横谷ノックは走った！言いわけ桃太郎は逃げている！


横谷ノックは言いわけ桃太郎を見失ってしまった！







続く










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本物の３年B組金八先生は見てますよ！
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