第18回:英雄同士の戦い
マリオとマロは、楽しそうに話しながらキノコ城へ向かっていた。
マリオ「今日こそ・・、今日こそ・・、気持ちを伝えなければ・・・。」
マロ「頑張ってください!マリオさん!」
美女とヒゲのラブストーリーの結末はいかに・・・。
マリオ「さて、キノコ城城下町が見えてきた!もうすぐ着くな!」
マロ「ん?誰か城下町から来ますよ。」
城下町から出て来たのは見知らぬ男女だった。
ドン!
マリオ達と男女は、おたがいぶつかってしまった!
マリオ「おい!ぶつかったんだから、謝れ!」
だがマリオを無視して男女は走って去っていった。
マロ「なんでしょうね?」
マリオ「ああ。なんか大きな荷物も抱えてたみたいだけど・・。」
すると、城下町からキノピオが来た。
キノピオ「大変です!マリオさん!ピーチ姫がさらわれたんです!」
キノピオ「城下町の川で遊んでたらさらわれたんです!」
マリオ「え、ピーチ姫が!?」
マロ「いったい誰にさらわれたんですか!?」
マリオ「もしかしてクッパに!?」
キノピオ「いえ、違います。おじいさんとおばあさんです・・。」
マリオ「もしかして、鬼退治に!?」
キノピオ「いや、実はピーチ姫は桃太郎と結婚するんです。」
キノピオ「しかしそれを許さない桃太郎のご両親が誘拐したんでしょう・・。」
マリオ「ピーチ姫は僕と結婚するんだ!桃太郎も許さない!」
マロ「でも、ピーチ姫を助けないと・・。」
マリオ「しかし、どこに行ったのか分からないとどうしようも・・・。」
するとキノコ城城下町から、住民の1人が来た!」
住民「みなさん、たった今キノコ城に連絡が入ったようで、
ピーチ姫はメリーマリー村にいるそうです・・。」
マリオ「メリーマリー村?しかしなんで・・。」
とにかく、マリオとマロはメリーマリー村に向かった。
するとピーチ姫がいた!
マリオ「ピーチ姫!」
ピーチ姫「マリオ。やっぱり来てくれたのね・・・。」
マリオ「え?」
ピーチ姫「桃太郎のご両親に協力してもらったの。
誘拐されたっていう風にしといてくださいって。」
ピーチ姫「私はマリオと付き合いたいの!付き合ってくれる?」
マリオ「もちろん!そのためにメリーマリー村にいたのか!」
こうして、2人は付き合うことが決まった。
桃太郎「ちょっと待ったぁぁぁ!!!!!!」
桃太郎「ピーチ姫!おまえ僕と結婚するんじゃないのか!?」
マリオ「何を言ってるんだ!僕が本命だ!」
桃太郎「ピーチ姫てめえ!」
ピーチ姫「きゃあ!」
桃太郎とピーチ姫はもみ合いに!男と女、晴れのち雨だ!
マリオ「とにかく僕はピーチ姫と付き合う!」
ピーチ姫「そうなの!」
桃太郎「しかし、結婚するとはっきり決めたんだ!結婚しろ!」
マリオ「そんなの関係ない!ピーチ姫が結婚する気がないなら結婚できない!」
桃太郎「しかし、うう・・・だが・・・、うーんと・・・・・。」
桃太郎「くっそ――――――!!」
言いわけ桃太郎「結婚する理由が見つからない―――――――!!」
こうして、マリオとピーチ姫は付き合うことが決まった。
マリオは旅をやめて、マロの1人旅になった。
続く
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個人的にマリオで好きなキャラはジーノです。
でもマリオのキャラクターはほとんど好きです!
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