イシスの女王は超美人!
(2000.12/20)





昨日は、朝7時から少しでも眠ったおかげで、一日中気分爽快でした!
今は21日の朝7時なのですが、ちゃんと5時まで寝てあるので今日は眠らなくでも大丈夫!みなさん、ご心配かけました!

さて、昨日も大学で休み時間中ほんの少しだけプレイしてきました。
友達に冷やかされるのにも慣れてきたぜ(笑)





私は勇者「ぶちょう」、セクシーギャル、LV13。
昨日は良く眠ったおかげで気分スッキリ。頭痛も治った。


砂漠の旅は暑くてつらいけど、カラッとしていて蒸し暑いわけではなく、それほど不快には感じない。

パーティメンバーは私のほかはAチームの3人。むっつりスケベの遊び人「くろ」と、すばしっこい武道家の「にくぶた」と、なぜかホイミ系しか使えないという、ぬけめがない性格の僧侶「ホイミソ」。


くろ は遊びまくる上に攻撃力の低さが目立つようになってきた。けど、相変わらずHPはやたら高い。これでパーティを防御面で支えている。

にくぶた はすばやさと攻撃力が高く、いまやチームのエース!どんな時でも誰よりも早く行動し敵を蹴散らすため、頼りがいがある。

ホイミソは相変わらずホイミしか使えないもののMPが無尽蔵にあるので、彼のおかげで回復は万全。旅に不安を感じることはない。


この3人のおかげで砂漠のモンスターも全然怖くはない。
たまに出るキャットフライにひやっとすることはあるが、回復さえちゃんとしていれば、大丈夫。

私たちは、危なげなく砂漠のオアシス、イシスまでたどり着いた。



にくぶた「ふぅ、やっと着いたか。」

くろ「ああ、はやく水飲みたい!」

ホイミソ「イシスか・・・、いい町ですね。」


イシスに着いてすぐに、にくぶた とホイミソは町中の家という家に忍び込み、金品を略奪した。

住民はみんなボケっとしている。目の前で盗みが行われていることに全く気付く様子はない。


この町の住民のマヌケぶりを紹介すると、例えば、ソクラスという男がいる。


ソクラスは朝会いに行くと、
「私は夜になるのを待っています」
と、言っていて、

夜会いに行くと、
「私は朝がくるのを待っています」
と、言っている。


つまり、毎日を無駄に過ごしているわけだが、近くの神父の話では、

*「誰もソクラスのことを笑えまい。人生とはああしたものかも知れぬ」

だ、そうだ。


にくぶた達はそれを聞いて、大爆笑していた。


また、妙な詩人もいた。


*「歌はどうです?旅の人。」

*「ラララ・・・ ほしふるうでわ を つけたなら・・・」
  すばやさ 上がって うれしいな ラララ・・・」


にくぶた「これが歌か?」

*「はい、いい歌でしょ?」


にくぶた は殴りかかる寸前だった。みんなで必死にとめた。



・・・にくぶた はこの町に着いてからキレまくっていた。


にくぶた「ここの連中はみんな脳みそ腐ってんじゃねーの?」

ホイミソ「暑いですからね。」

くろ「それより早く女王様に会いにいこうよ!あああ、楽しみだ。」


にくぶた「・・・まぁ、どっちでもいいけど。」

ぶちょう「どっちでもいいんなら、会いにいくのはやめようか?」


くろ「そんな!」

ホイミソ「まぁまぁ、せっかくだから会いに行きましょうよ。」



実はイシスの女王は美人だと言うもっぱらの噂で、くろ はもちろん、ホイミソも楽しみにしているようだった。

口では興味のない振りをしている にくぶた も実は興味津々のようだ。顔を見てればわかる。



ホイミソ「とにかく城に行きましょう。いいお宝があるかもしれない。」



行ってみると確かにお宝はあった。
しかし、扉にカギがかかっていて盗賊のカギではあけることはできなかった。

ホイミソ「これは魔法のカギがなければ無理ですね。」

私たちの次の目標が決まった。



他にはたいした宝はなかったが、とりあえず、盗むだけは盗んで待っていたら、ついに私たちにも女王に謁見する許しが出た。


くろ「いよいよだなぁ!!」

にくぶた「・・・・。」

ホイミソ「楽しみですね。」


女王の前にたくさんの侍女たちがいた。
その一人一人が超一級の美女ばかりだった。


くろ「うは・・・はっはは、あははh・・。」

ホイミソ「これはすごい!」


*「女王に仕えるのが国中の女たちのあこがれなのです」

*「まぁ、たくましい方々。女王もお喜びになりますわ」


私はよく男と間違われるだけあって容姿はたいがいなので、あまりの美女ぞろいにいたたまれなかった。

いっそ、最後まで男と間違えてくれれば良いのに。


兵士A「俺は女王様のためなら死ねる」

兵士B「女王様をお守りするのが私の役目。ああ、私はなんと幸せな男だ」



いよいよ女王のお目見え。
ヴェールが開かれていく!

男たちの目は女王の姿に釘付けになった!!


ついに姿をあらわした女王の姿は、侍女たちなど足元にも及ばぬほどの・・・



・・・ブスだった。


にくぶた達は唖然としていた。



くろ「一体これはどういうこと?」


これには私も驚いた。
この国に来て、勝った、と思ったのは初めてだった。
侍女が美しい分、いっそう不美人に見える。


その時、老婆がこちらに全速力で走ってきた。


老婆「女王様は美女じゃ!美女なのじゃ!!」

いつのまにか兵士が槍を構えていた。



ホイミソ「・・・ああ、なんとお美しい!」

事情をいち早く察したホイミソは女王の美しさを褒め称えた。

くろ「び、美人だなぁ・・。」


しかし、にくぶたはぶち切れた!!

にくぶた「ぎゃ、ぎゃぎゃ、ぎょっ、ゆ、ゆ、許せねぇ!!!!」

兵士たちに緊張が走った。


にくぶた「おい、兵士ども、おめえら、何とか言ったらどうなんだ!このままでいいのか!?」

兵士A「俺は女王様のためなら死ねる」

兵士B「ああ、私はなんと幸せな男だ」

明らかにセリフは棒読みだった。


ホイミソ「・・・ま、まぁ、いいじゃないですか。とりあえず謁見を済ませましょう。」


女王「みなが私の美しさを褒め称える。でもひと時の美しさが何になりましょう。」

にくぶた「ブッ、ぶはっ・・・。ぐっ。」

女王「あなたたちの旅の思い出をこの冒険の書に・・・」

にくぶた「お、お、お、思い出ぇ!!お、思い出ぇぇ!!」


にくぶた は完全に錯乱していた。
よほど女王の美しさに期待していたようだ。


私は先ほどの侍女の言葉を思い出していた。


*「わが女王様にこわいものなどありませぬ。
たとえ魔王と言えども、その美しさの前にひざまづくでしょう・・・・。」







すいません、時間がないため、ノーチェックです。

人を不快にさせるネタになってないことを祈りつつ、学校へGO!!!







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