・・疲労
(2000.12/18)




こんにちわ♪

勇者「ぶちょう」です!いつも応援ありがとう!

私は今イシスにいます。

敵は強いですが、アッサラームのように突然死の危険はありません。 むしろ、コンスタントにダメージを与えてくるので、ちゃんと回復していれば大丈夫(^^)

ちなみに、経験値が多いわけでもないのに戦闘に時間のかかる「じごくのはさみ」からは必ず逃げるようにしています。

砂漠の旅は初めてなので大変だけど、みんなが応援してくれるから頑張れます♪

さて、今日は例の「ゲーム」を数時間ほどプレイしました。








俺は「部長」、大学生。

性格は「あたまおかしい」「どうしようもない」「しんだほうがまし」のどれかだ。

どれでもいい、好きなのを選んでくれ。



チャンチャラチャtララr・・・・♪

何かの音がする、うるさい。

「あれ!?」


目が覚めた時、部屋を見渡して驚いた。

真っ暗。もう夕方だった。

急いで、鳴りっぱなしの電話に出ると友人Bの声、


B「おまえ、今日、何で学校に来なかったの?」

俺「ああ、寝過ごしたみたいだ。」

B「おまえ、ただでさえ留年しそうなのに、今日は・・・うーたらかんたら」


ああああ、どうでもいい。
うざいだけだ。


それにしても、一日を寝過ごすとは・・・、損した気分だ。
一日分、無駄に寿命が縮んだ。


最近、なんでこんなに眠いんだろ。
やはり先週、徹夜が多かったからか・・・。



俺は目の前のパソコンのスイッチを入れようとしてやめた。

「先に飯、食いにいこう」



俺は学食でさっきのBと待ち合わせして一番安いランチを食べた。


俺「まずい。吐きそうだ・・・。」

B「なんか、最近疲れてるんじゃないの?」

俺「・・・前も言ったろ。」

B「ああ、例のプレイ日記か?」

俺「それだけじゃない。先週は恒例のクソサッカー大会開催にD連総会に・・。」

B「そういえば、おまえ、先週色々あったよな。超多忙だ。」

俺「先週は4日も徹夜した。」

B「やめれば?」

俺「いや、それが楽しいんだよ!すっげえ楽しい。」

B「じゃあ、続ければ?」

俺「ああ、続けるさ。でも、忙しすぎる。」

B「どれかやめればいいだろ?」

俺「だから勉強をやめてる。」


B「そのしわ寄せは俺に来るんだな?」

俺「そういうことだ、これからも色々頼む。」


〜タバコの煙〜


B「ふぅ・・・・・ま、いいんだけど。」

俺「そのうち、なんかおごるよ。」

B「まぁ、期待しないで待って・・・・・・ん?」

俺「どうした?」

B「あれ・・・、なぁ、あれなんだろ?」

俺「え?」

B「あれだよ、あの外を歩いてる4人組、変な格好してるよなぁ・・・。」

俺「あ!あれは!?」

B「なんだよ?知ってるのか?」


俺はその4人組に見覚えがあった。
正確に言うと、俺の頭の中の・・・想像の産物でしかなかったはずの・・。


B「おかしなやつらだなぁ。俺、話を聞いてくるよ。」

俺「やめろ!!」

B「はぁ?どうして?」

俺「いいから、やめてくれ!!」

B「だから、なんで?」

俺「あ、あいつらはさぁ、実在しないんだよ!」

B「何、言ってるの?ちゃんとあそこに。」

俺「いないよ!」

B「いるじゃないか。・・・話してくる。」

俺「だからやめてくれ!!」

B「別にいいじゃん。」

俺「だめだよ!」

B「いいんだよ!!」

俺「どうして?」

B「だって、どうせ俺も実在しないんだし!」

俺「え!?そうなの?」

B「ギャハハハハハhh!!!」

俺「ギャハハハハアハハアh!!!!」




・・・俺は「部長」、大学生。

目が覚めた時、部屋を見渡して驚いた。

外は真っ暗でもう夕方だった。

急いで、鳴りっぱなしの電話に出ると友人Bの声、


B「おまえ、今日、何で学校に来なかったの?」

俺「ああ、寝過ごしたみたいだ。」

B「おまえ、もう終わりだな。」

俺「そんなことはない、きっと・・・。」

B「きっとなんだ?」


なんでもない・・・。





こんにちわ♪
勇者「ぶちょう」です!いつも応援ありがとう!
さて、今日はここまでです。明日はもっと長くプレイしたいと思います。

それにしても、こんなクソ面白くないゲームいつまで続けるんだろう、私は?


くろ「おーい、ぶちょう。早く行こうよ!」

ホイミソ「イシスの国はもうすぐそこですよ?」

にくぶた「おいおい、いつまでもゲームなんかやってないで早く来いよ!」

ぶちょう「はーい。」


じゃあまたね、今日も頑張ります!


くろ「いつまで待たせるんだよぉ!!」

ホイミソ「急ぎましょう!砂漠の夜は危険だ。」

にくぶた「もう、そんなゲーム、捨てちまえよ!」

ぶちょう「わかった、じゃあ捨てる。」


ぶちょう はそのゲームを投げ捨てた。



くろ「ところでそれ、一体、何のゲームだったの?」

ぶちょう「え?これはね・・・・。」


人生ゲーム♪





明日はきっと、もとの日記にもどっているはず・・・・・






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