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こんにちわ♪ 勇者「ぶちょう」です!いつも応援ありがとう! 私は今イシスにいます。 敵は強いですが、アッサラームのように突然死の危険はありません。 むしろ、コンスタントにダメージを与えてくるので、ちゃんと回復していれば大丈夫(^^) ちなみに、経験値が多いわけでもないのに戦闘に時間のかかる「じごくのはさみ」からは必ず逃げるようにしています。 砂漠の旅は初めてなので大変だけど、みんなが応援してくれるから頑張れます♪ さて、今日は例の「ゲーム」を数時間ほどプレイしました。 俺は「部長」、大学生。 性格は「あたまおかしい」「どうしようもない」「しんだほうがまし」のどれかだ。 どれでもいい、好きなのを選んでくれ。 チャンチャラチャtララr・・・・♪ 何かの音がする、うるさい。 「あれ!?」 目が覚めた時、部屋を見渡して驚いた。 真っ暗。もう夕方だった。 急いで、鳴りっぱなしの電話に出ると友人Bの声、 B「おまえ、今日、何で学校に来なかったの?」 俺「ああ、寝過ごしたみたいだ。」 B「おまえ、ただでさえ留年しそうなのに、今日は・・・うーたらかんたら」 ああああ、どうでもいい。 うざいだけだ。 それにしても、一日を寝過ごすとは・・・、損した気分だ。 一日分、無駄に寿命が縮んだ。 最近、なんでこんなに眠いんだろ。 やはり先週、徹夜が多かったからか・・・。 俺は目の前のパソコンのスイッチを入れようとしてやめた。 「先に飯、食いにいこう」 俺は学食でさっきのBと待ち合わせして一番安いランチを食べた。 俺「まずい。吐きそうだ・・・。」 B「なんか、最近疲れてるんじゃないの?」 俺「・・・前も言ったろ。」 B「ああ、例のプレイ日記か?」 俺「それだけじゃない。先週は恒例のクソサッカー大会開催にD連総会に・・。」 B「そういえば、おまえ、先週色々あったよな。超多忙だ。」 俺「先週は4日も徹夜した。」 B「やめれば?」 俺「いや、それが楽しいんだよ!すっげえ楽しい。」 B「じゃあ、続ければ?」 俺「ああ、続けるさ。でも、忙しすぎる。」 B「どれかやめればいいだろ?」 俺「だから勉強をやめてる。」 B「そのしわ寄せは俺に来るんだな?」 俺「そういうことだ、これからも色々頼む。」 〜タバコの煙〜 B「ふぅ・・・・・ま、いいんだけど。」 俺「そのうち、なんかおごるよ。」 B「まぁ、期待しないで待って・・・・・・ん?」 俺「どうした?」 B「あれ・・・、なぁ、あれなんだろ?」 俺「え?」 B「あれだよ、あの外を歩いてる4人組、変な格好してるよなぁ・・・。」 俺「あ!あれは!?」 B「なんだよ?知ってるのか?」 俺はその4人組に見覚えがあった。 正確に言うと、俺の頭の中の・・・想像の産物でしかなかったはずの・・。 B「おかしなやつらだなぁ。俺、話を聞いてくるよ。」 俺「やめろ!!」 B「はぁ?どうして?」 俺「いいから、やめてくれ!!」 B「だから、なんで?」 俺「あ、あいつらはさぁ、実在しないんだよ!」 B「何、言ってるの?ちゃんとあそこに。」 俺「いないよ!」 B「いるじゃないか。・・・話してくる。」 俺「だからやめてくれ!!」 B「別にいいじゃん。」 俺「だめだよ!」 B「いいんだよ!!」 俺「どうして?」 B「だって、どうせ俺も実在しないんだし!」 俺「え!?そうなの?」 B「ギャハハハハハhh!!!」 俺「ギャハハハハアハハアh!!!!」 ・・・俺は「部長」、大学生。 目が覚めた時、部屋を見渡して驚いた。 外は真っ暗でもう夕方だった。 急いで、鳴りっぱなしの電話に出ると友人Bの声、 B「おまえ、今日、何で学校に来なかったの?」 俺「ああ、寝過ごしたみたいだ。」 B「おまえ、もう終わりだな。」 俺「そんなことはない、きっと・・・。」 B「きっとなんだ?」 なんでもない・・・。 こんにちわ♪ 勇者「ぶちょう」です!いつも応援ありがとう! さて、今日はここまでです。明日はもっと長くプレイしたいと思います。 それにしても、こんなクソ面白くないゲームいつまで続けるんだろう、私は? くろ「おーい、ぶちょう。早く行こうよ!」 ホイミソ「イシスの国はもうすぐそこですよ?」 にくぶた「おいおい、いつまでもゲームなんかやってないで早く来いよ!」 ぶちょう「はーい。」 じゃあまたね、今日も頑張ります! くろ「いつまで待たせるんだよぉ!!」 ホイミソ「急ぎましょう!砂漠の夜は危険だ。」 にくぶた「もう、そんなゲーム、捨てちまえよ!」 ぶちょう「わかった、じゃあ捨てる。」 ぶちょう はそのゲームを投げ捨てた。 くろ「ところでそれ、一体、何のゲームだったの?」 ぶちょう「え?これはね・・・・。」 人生ゲーム♪ 明日はきっと、もとの日記にもどっているはず・・・・・ |