一人旅で苦労していた勇者「ぶちょう」はいざないの洞窟で一度全滅してしまった。 なんとかロマリアに到着したものの先の見えない展開に不安を隠しきれない。 今回はちょっと趣向を変えてみます(笑) 私は勇者「ぶちょう」、セクシーギャル、LV10。 アリアハンを出発し、一人でロマリアまでたどり着いた。 一人旅もそれなりに快適だが、私とて初めから一人で冒険するつもりだったわけではない。 ルイーダの店で仲間を探したが、誰も登録されていなかったのだ。 と言っても、アリアハンを出発してしばらくは快適だった。 一人で大量のモンスターを駆逐して進んだ。 仲間がいないことにも、全く不安は感じなかった。 しかし、数日前にいざないの洞窟で、ひどい目にあった。 アルミラージにラリホーをかけられ、そのまま数匹のモンスターになぶり殺されたのだ。 やはり一人ではダメだ。仲間が欲しい。 父の意思を継ぎ、バラモスを倒すための仲間が・・・。 「帰ろう・・・、アリアハンに。」 仲間を集めるため、私は一度アリアハンにもどることにした。 ![]() ルイーダの店 一旦、アリアハンにもどった私は実家に顔を出したあと、ルイーダの酒場に行った。ここの女主人とは知り合いで、強い冒険者がいたら紹介してくれるよう頼んである。 ルイーダ「あら、ぶちょうさん、なにかごよう?」 ぶちょう「やっぱり、仲間が欲しいんだけど・・。」 ルイーダ「ああ、ちょうど良かったわ。あなたの事を話したら是非会いたいという方がいてね。ホイミソさーん!」 ホイミソ「はーい。」 ルイーダ「この人が仲間になってもいいって。」 ぶちょう「ホントに!?」 ホイミソ「はい。あなたは仲間を集めておられるそうですね。まだ、お仲間が決まってないようでしたらぜひ使って下さいね〜 (^口^)/」 ぶちょう「こちらこそ、どうぞよろしく。」 ルイーダ「良かったわね、ぶちょうさん。」 ホイミソ「私は僧侶のホイミソ、男です。ついさっき、すばやさの種2個とスタミナの種2個と、かしこさの種2個を食べました。かしこさが6も上がったのには驚きました。」 ぶちょう「ああ、そうですか。」 ホイミソ「まだ16歳とはいえ、あなたはオルテガの子。将来大成功する可能性大ですからね。喜んで、お供させてもらいますよ。」 ぶちょう「はい。では行きましょう。」 謎の男「ちょっと待って。」 ホイミソ「??」 くろ「おいらの名前はくろ。遊び人の男だよ。良かったらおいらも仲間に加えてくれないかな?」 ぶちょう「うーん。」 くろ「きっと役に立つさ!少なくとも足は引っ張らないよ。」 ぶちょう「じゃあ、お願いします。」 くろ「いやー、ありがとう。これで当分は飯に困らないな。ちなみにさっきラックの種5個を食べたよ。」 ホイミソ「くろさん、特技とかはあるんですか?」 くろ「ええと・・・、遊ぶ事が大好き。卓球も大好き。剣道も大好き。野球も大好き。要するに遊ぶ事、大好き!!・・・かな。」 ぶちょう「・・・・。」 くろ「やだなー、そんな目で見ないでよ。おいらだってやる時はやるさ。」 ホイミソ「ともかくこれで3人ですか。」 ぶちょう「あと1人は欲しいね。」 ルイーダ「ああ、そういえば、遊び人男のゾーマさんという方も仲間希望だったんだけど、それって忌み名でしょ?登録できなかったんで、改名してもらうように頼んどいたわよ。」 くろ「ふーん、遊び人ね。じゃあ、そいつが改名するまで待つかい?」 ホイミソ「いや、そのことなんですがね。実は私に心当たりがあるんですよ。」 ぶちょう「と、言うと?」 ホイミソ「前にレーベの村の付近の森で偶然会った男なんですが、そいつはスライムや大ガラスを一撃で倒すほどの強い武道家でね。そいつを誘ってみたらどうでしょう?」 くろ「まぁまぁ、そんなことどうだっていいじゃんよ。それより ぶちょう ちゃんって、女の子なのにまるで男みたいだねぇ。」 部長「いや、だって俺、男だし・・・。」 くろ「え?何か言った??」 ぶちょう「なんにも。」 ルイーダ「それにしても、心配だわー。くろさんって時々いやらしい目で私を見ているときがあるのよ。こんな人を紹介して良かったのかしら?」 ぶちょう「へぇ、くろさんって意外とムッツリスケベなんだ。」 くろ「いや、あ、うーん。まぁ、そう言われてみるとそうかな?」 ホイミソ「そんなことより、さっきの強い男の話なんですがね、そいつはとてもすばしっこいやつでね。」 くろ「そういうあんたも、偶然会っただけでそこまで覚えてるなんて、ぬけめがないなぁ。」 ホイミソ「いやー、まぁね。それより、よく見ると ぶちょう さんもセクシーギャルですよ。」 一同(笑)「わっはっはっはっ・・・!」 と、無理のない会話を終わらせた後、私たちはホイミソの言う、強い武道家に会いに行った。 その男の住むと言う、レーベの村の近くの森までは少し距離があったが、モンスターが出ることもなく、夕方には着くことができた。 ぶちょう「まだ着かないのー?」 ホイミソ「いや、このあたりのはずなんですが・・・。」 くろ「おいら、もうクタクタだよ。」 その時、突然モンスターが襲いかかってきた!! 不意を突かれた私は身動きがとれず、ホイミソと くろ はただうろたえるばかり。 「やばい!」 と、その時、謎の男が、颯爽と現われモンスターを蹴散らす、というベタな登場をした。 あっという間にモンスターを片付けたその男は言った。 謎の男「こんな所で何してるんだ、お前ら?」 ぶちょう「いや、あの・・・。」 ホイミソ「ああ!あなたは武道家のにくぶたさんじゃないですか!?」 にくぶた「ああ、そうだよ。俺に何か用か?」 その男がホイミソの言っていた武道家だった。 私たちは事情を説明し、にくぶたに仲間になってくれるよう頼んだ。 しかし・・・。 にくぶた「いやだね。」 ホイミソ「え!?どうして??」 にくぶた「俺は弱いやつらの仲間になる気はない。」 なんと失礼な! しかし、考えてみれば当然のことだ。仲間選びを間違うと、旅が大失敗することにもなりかねない。 ホイミソ「そこをなんとか。」 にくぶた「やだ。」 ホイミソ「そんなー。」 にくぶた「お前らの仲間になるくらいなら、力の種1個とすばやさの種3個とスタミナの種1個でも食ってた方がマシだ。」 くろ「・・・もう、こいつがそう言ってるんだから、いいじゃないか。」 ホイミソ「でも・・・。」 くろ「ねぇ、ぶちょう。次の目的地はどこだい?」 ぶちょう「ええと、カザーブかな。」 にくぶた「何!?カザーブ??なぜそれを先に言わない!カザーブに行くなら俺も行くよ。連れてってくれ。」 ホイミソ「え!?いきなりどうしたんです?カザーブに何か?」 にくぶた「知らないのか?カザーブには素手で熊を倒したという武道家の伝承があってな。あそこの武器屋では武道家専用の強い武器、防具が手に入るんだよ。」 というわけでにくぶたが仲間になった。 にくぶた「あんたオルテガの娘なんだってな。・・・親の七光りか。まぁ、よろしく頼むぜ。」 私は少しムッとしながらも・・・・・・ って俺はいったい何を書いてるんだ(笑)! とりあえず、くろさん、にくぶたさん、ホイミソさん、投稿ありがとうございます! ゾーマさんは名前が原因で登録できなかったので、改名していただくようお願いしておきました。 お待ちしています! 案外投稿が多かったのでパーティを3人ずつ数チームに分けてのイベントごとの交代制を取ることにしました。 また転職は本人からの指令が無い限りできないと言うルールにしましたので、ダーマにつく頃には是非、くろさん、転職命令を出してください(笑) さらに、ホイミソさんは「ホイミ系の魔法以外使ってはならない」という禁止事項を設けてくれました。このアイデアは非常に面白いと思います。今からでも禁止事項を設けたいと言う方は指令を出してください。指令はルイーダの酒場から送ることができます。 あと、3人の初期ステータスはこうなりました。 |
名前 | 職業 | 性格 | LV | HP | MP | 力 | す | 体 | 賢 | 運 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
くろ | 遊び人・男 | ムッツリスケベ | 1 | 17 | 5 | 7 | 3 | 9 | 3 | 18 |
にくぶた | 武道家・男 | すばしっこい | 1 | 15 | 0 | 18 | 16 | 10 | 3 | 3 |
ホイミソ | 僧侶・男 | ぬけめがない | 1 | 8 | 15 | 7 | 10 | 5 | 14 | 5 |
ぶちょう | 勇者・女 | セクシーギャル | 10 | 56 | 29 | 38 | 31 | 28 | 15 | 11 |
しばらくはアリアハン周辺でレベル稼ぎして、その後、ロマリア周辺でレベル稼ぎし始めました。 なんせ死んだら生き返らせることができないので、慎重です(笑) とにかく、私たちは、アリアハン周辺でレベル稼ぎをすることになった。 とりあえず、ホイミソたちにはせいなるナイフ、ステテコパンツやきのぼうしなどありあわせのものを装備してもらった。 にくぶたはやはり武道家だけあって、素手でも強かった。 HPが低めだが攻撃力とすばやさの高さが魅力だ。 しかし、一時期は僧侶のホイミソや遊び人のくろよりもHPが低かった。 もう少し体力を向上してもらわないと困る。 ホイミソはレベル2の時点でMPが29で、LV10の私と同じにまで成長した。 このMPの高さは魅力だ。しかし、ホイミ系以外使えないとはどういうことだろう? ニフラムも使えるはずなのに。謎だ(笑) くろは遊び人だけあって、やはり余り役に立たない。戦闘中に遊ぶのはどうかと思う。 しかし、グループ攻撃系の武器が装備できるのは魅力だ。うちのパーティには戦士がいないので、重宝する。 また、魔法を使えないのにMPがすごく高い。将来すごい大物になるのではないだろうか?まぁ、本人の気持ち次第だが・・・。 私たちは、アリアハンでのレベル稼ぎでみんなのレベルが7,8になった頃にロマリアに移動した。 ロマリアでの初めての戦闘相手はキャタピラーだった。 私自身は鉄の鎧やうろこの盾を装備してるので、3しかダメージをくらわないが、仲間の装備はまだ十分ではないので、少し心配していた。 心配は的中! キャタピラーの攻撃に仲間はなんと10ものダメージを受けた。 死んだら生き返らせることはできないので、この大ダメージには身が削られる思いだ。 にくぶた「いつまでちんたら続ける気だ!」 ぶちょう「え?」 にくぶた「もうレベル稼ぎは十分だろ。早くカザーブに行こうぜ。」 ホイミソ「そうですねぇ。そろそろ大丈夫なんじゃないでしょうか?」 ぶちょう「でもまだ装備が・・。」 くろ「まぁ、なるようになるさ。せっかくだから行こうよ。」 しかし、ロマリアからカザーブへ向かう途中、恐ろしい強敵とでくわした。 バンパイア1匹+ぐんたいがに3匹! しかも、先制攻撃された。 ぐんたいがにの攻撃で、仲間は8,9ダメージも受けてしまう! しかも、はやい! にくぶた「ぐわああああああ!!」 はじめの攻撃でなんとにくぶたのHPが10になってしまった。 死んだら生き返らせることはできない! どうする、逃げるか? でも、まわりこまれたら・・・! いざないの洞窟での出来事が頭をよぎった。 私のとった選択はこうだ。 ぶちょう:ルーラ にくぶた:ぼうぎょ くろ:ぼうぎょ ホイミソ:にくぶたにホイミ この作戦で、みごと戦闘を脱出することができた。 しかし、この作戦が消極的だと、仲間は怒り出した。 にくぶた「なぜこんな消極的な作戦を取ったんだ!!カザーブは目前だったってのに!」 ぶちょう「だって・・・・、もう、全滅したくないんだよオオおお!!!」 心の叫びであった(笑) 結局、その後、なんだかんだでカザーブについた私たちは武器屋で装備をととのえた。 これからどうなることやら。 ・・・つづく とりあえず、こんな感じです(笑) まだレベル稼ぎの段階です。 一度死んだら生き返らせることはできないので、カンダタに挑戦するのが怖いです。 でも、なんとかがんばります! 現在のステータスは以下のようになっております。 |
名前 | 職業 | 性格 | LV | HP | MP | 力 | す | 体 | 賢 | 運 |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
くろ | 遊び人・男 | ムッツリスケベ | 9 | 49 | 51 | 12 | 18 | 25 | 26 | 97 |
にくぶた | 武道家・男 | すばしっこい | 8 | 40 | 0 | 34 | 46 | 20 | 9 | 11 |
ホイミソ | 僧侶・男 | ぬけめがない | 9 | 43 | 63 | 18 | 19 | 21 | 31 | 25 |
ぶちょう | 勇者・女 | セクシーギャル | 11 | 63 | 30 | 38 | 33 | 31 | 15 | 11 |