悪坊さんのDQM2レポート
送信日時 : 2003年12月26日 1:57:15
件名 : 番外編(前編)です
こんにちは悪坊です。えー、番外編です。本編とは全く関係ありません。読んで
下さると嬉しいです。
私は悩んでいた。というのも、あと2時間もすれば「人間対モンスター」の野球
の試合が行われる。
そして、あろうことか私はその試合の先発投手なのだ。
私が出ることになったのも、先発投手の予定だった配合野郎の翁が腰が痛くな
り、何故か私が投手に指名されたのだ。
「出たくない・・・」しかし時間は待ってくれず、気がつけば試合開始まであと
10分もなかった。
私はあわててユニフォームを着て(胸のあたりに「丸太球団」と書かれているダ
サイやつ)球場に選ばれた丸太牧場へと向かった。
相手チームを見て愕然とした。そろいもそろってでかくて強そうな奴で、見るか
らに「ホームランバッター」の集団であった。
先発メンバーの中にいたわたぼうとジュエルに話しかけてみた。
私「お前ら打順は?」
わたぼう「4番」
ジュエル「3番」
ほぼ同時に2匹が答えた。
わたぼう「つーかYO、スコアボード見ろよ」
私「えっ?」
わたぼうの指さす方向には、なんと立派なスコアボードが出来ていた。
私「どこから持ってきたんだ?あんなもん」
わたぼう「神○球場」
やはり・・・見たことある(といってもTVでだが)スコアボードだと思った。
各チームの先発はこうだ。
モンスターチーム 丸太球団
1番 やたがらす 外 1番 国王 二
2番 デスタムーア(変身) 遊 2番 預かり所の店員 遊
3番 ジュエル 二 3番 父 外
4番 わたぼう 一 4番 店員A 外
5番 ギガントドラゴン 補 5番 店員B 外
6番 オルゴデミーラ(変身) 外 6番 鍵翁 一
7番 ミルドラース(変身) 外 7番 兵士A 三
8番 エスターク 三 8番 兵士B 補
9番 ボストロール 投 9番 私 投
名前が適当なのは目をつぶってもらいたい。
いよいよ試合開始だ。アナウンスが聞こえる。
「1回表 丸太球団の攻撃は、1番丸太国王、1番丸太国王。背番号1」
スタンドから歓声が鳴り響いた。スタンドも結構立派だ。
などと思っている内に、早速第1球が投げられた。ストライクだ。
バシッ!と、もの凄い音がした。
スコアボードを見ると 「168km」・・・。
冗談じゃない。こんな奴と戦うのか!?
結局、1回表は三者凡退で無得点。
丸0 000
モ 000
いよいよ私が投げる番だ。緊張のためかアナウンスも聞こえない・・・。
早速私は兵士Bのミットに投げ込んだ。
パシッ!と、わりといい音が出た。130kmくらいだろうか?
なんとかストライクだ。そのあとやたがらすは遊ゴロ。
なんとか一人抑えた。その後もデスタにヒットを許すも、ジュエルをダブルプ
レーに討ち取り、なんとかなった。
丸0 000
モ0 010
2回表だ。しかし、またもボストロールの速球に三者凡退・・・。
丸00 000
モ0 010
2回裏だ。わたぼうが怖い。「打つぜぇー」とか言ってたし。
と思ってアウトサイドに投げ込むと、心臓が止まるような音がした。
カキー・・・ン
ボールはすさまじい勢いで海に飛んでいった。ライトスタンドから歓声がなって
いる。先制本塁打だ。私は呆然としてボールが落ちた海を見ていた。
私はガクッとなった。もう1点だ・・・どうなっちゃうんだ!?
丸00 000
モ01 120
続く
速報!DQモンスターズ2:悪坊さんのDQM2レポート