ホイミソさんの DQM2大会記 50
件名 :DQM2大会記 50
日付 : Tue, 28 Aug 2001 00:47:07 +0900 (JST)
6/9 「まどろみの中で」
私「わるぼー!
お前の特技欄、決まったぞ、コレだ。」
わるぼー「なんか、これ地味な役割だな〜。」
私「なに言ってんの〜、チームの要って感じだろ?」
わるぼー「そうだよな!よし、急いで覚えるか!」
その間に、明日の用意をする。
ついに明日だ!だんだんと実感がわいてきた。
とりあえず買い物〜
私「えーと、ペットボトルのお茶類、数本と夜食だろ。
それと電池。あと、勝負パンツも。」
500mlウーロン茶が50円と異様に安かった。
もしかして異物混入事件でもあったのか…と、
心配したが、んなこたぁ〜なかった。
買い物も終わり、もう一つの大会である
DQカードゲームの最終調整を行った。
最後に作ったデッキで百万と対戦。
百万「わずか10日あまりでウマくなりましたねぇ…」
私「もっと誉めてくれ〜!」
だが、善戦はするものの相変わらず勝てない。
百万「ゴールドの使い方も実にウマくなった!」
私「どーしたの百万?
なんか変だよ、急に口数が多くなったっていうか…」
百万「最後かもしれないだろ。
だから、全部話しておきたいんだ。」
私「え?」
百万「俺さ、この戦い終わったら消えるから…」
私「アンタ、何言ってんの?」
ハッ、となった。
プレイシートの血の染みが消えかけている!
百万「このジェノシドーのグランドクロスで
もう終わりですね…」
私「あうう、防ぐ手立てがナッシング!」
百万「もうお別れの時です。DQカードを最後に
満喫できて幸せでした。ありがとう…」
私「ひゃ、百万〜!?」
百万「明日の大会、ゲームもカードも頑張って下さい。
天国で応援します。」
私「初めて思った…!
俺、DQカード教えてもらったの百万で良かった!」
・・・・・・
もう返事は無かった…
私「ひゃくまぁぁん!(TдT)」
カードの前で5分ほどボーっとしていた。
実際にはもっと時間が立っていたかもしれない。
だが、悲しんでばかりいるわけにもいかない。
まだ、モンスターを完璧に仕上げるという大仕事が
残っているからだ!
私「よし、みんな新しい特技は覚えたな?
最後のレヴェルアップに行くぞっ!」
モンスター達「おう!」
レヴェルアップ&詩人を狩るために異世界を徘徊。
私「おお、アレ、杖じゃねーか?」
わるぼー「相変わらずゴミ拾いをかかさないんだなぁ…」
私「ゴミも積もれば宝となる、だ。」
わるぼー「はいはい。」
オルゴー「マスタぁー、わたしステータスが
カンストしたから、もう帰っていい?」
私「駄目だ。仲間だ〜ろ〜?俺〜達ぃ〜」
地道な作業は深夜まで続く。
途中、夜食を食べたりして休憩も入れた。
私「あとは、わるぼーだけだな、
カンストしてないの…」
ホイミソ「ホイミスライムは意外と能力の伸びが
(・∀・)イイ!!」
私「もう朝4時かぁ…
疲れたよパトラッシュ。どうしようもなく眠いんだ…」
大会前で緊張して眠れなかった人は
どれくらいいるのだろうか?
俺は逆に寝たくても寝れない状況にあった。
私「zzz…」
オルゴー「マスター、戦闘終わってるわよ!」
私「ハッ!また戦闘中寝てたのか…」
わるぼー「しっかりしろや。」
まぶたが重い。
以前から口を酸っぱくして言っているが
GB本体からは催眠電波が照射されているんです!
N天堂はこの危険性を隠蔽している。
朝5時、異世界にも陽が昇り始めていた。
私「ああ、また眠気が…」
夢を見た。
5万6千人の大観衆の中、栄冠は俺に輝く夢を…
M田たん「放送席〜、放送席〜
ヒーローインタビュー。
今日のヒーローはもちろん、見事な采配で
優勝した、ホイミソさんです!」
私「いやー、どうも…」
場所も設定もヴァグった夢だった。
これが覚めない夢だったら良かったのに…
覚めない夢…現実。
現実は容赦無く攻めてくる。
わるぼー「起きろや、ゴルァ!(`∀´)」
私「グハァッ!!!」
私は今日もモンスターを育てる。
永遠に育て続ける。理由なんていらない。
終わり
長い間、ご愛読頂きましてありがとうございました!
サイコホイミソ先生の次回作にご期待下さい!
速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記