ホイミソさんの DQM2大会記 48
件名 :DQM2大会記 48
日付 :Tue, 28 Aug 2001 00:46:38 +0900 (JST)
6/8-1 「深夜の攻防」
ー6月8日午前2時ー
俺は興奮して眠れずにいた。
さっきまでのカード祭りだ、わっしょいが
頭から離れないのだ。
もっとカァドが欲すぃー!欲すぃー!!
だが、こんな深夜では店が開いてない!
ピロポ…、じゃなくて、もっとカードがあれば
俺は百万にも負けねぇーんだ!!!
ー深夜の牧場ー
モンスター達の仮眠室へ、そーっと向かった。
ここにはカードがきっとある!
アイツが集めているからだ。
私達、盗賊。欲しい物は、みな盗むネ。
牧場の地下室。薄暗い仮眠室へと向かった。
幸い仮眠室にはモンスターがほとんどいない。
わずかにいるモンスターも深い眠りのために気づくまい。
すかさず目的地へGO!
私「これが、ヤツの寝床か。
あまり冬眠をさせてないから綺麗な寝床だな。」
ベッドをくまなく探索した。
ベッドの下にファイルを発見した。
私「ウェッヘェッヘェ、これがカードファイルか。
キャッツカード無しに盗るのは気がひけるが
私欲を満たすためだ、許せ。」
その時、どこからともなく声がした!
※「われらの眠りを妨げるのはだれだー
王様のたからをあさるのはだれだー」
不気味な声とともに、地面から
4匹のマミーらしきモンスターが現れた。
暗くて、よくはわからないが形状的にマミーだと思う。
その、マミー共は俺に襲いかかってきた!
私「クッ、宝を守護するトラップってわけか!」
マミー「死ねー!」
私「ぐはっ!」
4体からの先制攻撃で数十ポイントのダメージを負った。
しかし、決して勝てない相手でもなさそうだ。
私「こいつら、思ったよりもたいしたこたぁねぇ!
気を解放するぞぉー!!!」
懐からナイフをとりだし、気を解放して戦った。
こっちは、とある戒律によりホイミ系の呪文以外は
使えないのだが、なんとか勝った。
私「ハァハァ…、4体相手はしんどいぜ。」
呼吸が整うのを待った。
その後、ファイルを拾い上げ、その場を去ろうとした。
が、その時…!
ホイミソ「やってくれましたねぇ…初めてですよ、
ここまで、私をコケにしたおヴァカさんは…」
なんてバッドなタイミング!
このファイルの持ち主のホイミソが
騒ぎで駆けつけてきてしまったようだ。
しかし、暗闇のおかげでこっちの正体は
ヴァれていない模様。
ホイミソ「ミイラ男達の反応が無いのは意外ですよ。
どうやって倒したのかはわかりませんが
まあ、いいでしょう…」
さっきの敵はマミーではなくミイラ男だったようだ。
ホイミソ「許さん、許さんぞ!虫ケラめぇ!
じわじわとなぶり殺しにしてくれる!!」
ホイミソが襲いかかってきた!
1撃目をひらりとかわした!
というのも、むこうは、暗闇に目がまだ
慣れていないので攻撃も直線的で単調だからだ。
2撃目、3撃目も冷静にかわす。
だが、1撃でももらえば生身の人間の俺は…(以下略)
ホイミソ「カトンボが…落ちろ!」
なおも攻撃を続けてくる。
このままではラチがあかない。
出口へと一目散に向かった。
しかし回り込まれてしまった!
ホイミソ「知らなかったのか?
ホイミスライムからは逃げられない!」
私(んなの、聞いたこたぁ〜ねぇよ。)
ホイミソ「暗闇にも慣れて、ヲマエの輪郭くらいは
わかるようになったぞ。もう諦めて死ネー!」
私(ヒェェ〜)
ホイミソのプレッシャーに壁際まで追い詰められた。
私(モ、モウ駄目ダァー!)
ホイミソ「すぐに楽にしてやる。」
ホイミソから最後の一撃が繰り出された!
俺は本能的に縮こまって、手に持っていた物を
盾代わりにつきだした。
ホイミソ「ぬうっ!」
ホイミソの動きが止まった!
盾代わりにつきだした物は、ホイミソにとっても
大切なカードファイル。
貫いてしまうわけにはいかない。
この一瞬の隙を俺は見逃さなかった。
すかさずファイルをホイミソに投げる!
驚いたホイミソはあわててファイルをキャッチ!
そこへ渾身の力でホイミソの触手の1本に
ナイフをつきたてた。
ホイミソ「!?」
ほんの小さなかすり傷…
ダメージ量にして1ポイントほどのダメージを与えた。
ホイミソ「無駄な事を・・・
ん?な、なんだ体が・・・!?」
奴の麻痺耐性は○。
どうやら、このナイフ・・・毒蛾のナイフの
追加効果がうまく決まったようだ。
ホイミソ「きゅわわわわ〜ん。」
たちまち麻痺る。
その間に俺は急いでこの場を立ち去った。
安全な所まで逃げきると、安堵感からか、
とたんに疲れがでた。
その場に寝転がり、大の字になる。
私「ふ〜、しんどい。
あれは盗めねーや。」
続く
速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記