ホイミソさんの DQM2大会記 31
件名 : DQM2大会記 31
日付 : Thu, 5 Jul 2001 01:26:42 +0900 (JST)
5/27-6 「雨の雫は涙色」
私「ほほー、これがティアリングサーガか〜。」
店内のモニターを眺めていた。
連敗から目をそむけようとの逃避行動だ。
スーファミ級の美麗なグラフィックを堪能している中、
2人ほど、こちらに近づいてくる。
????「ホイミソさんですか?」
声をかけられた。今までと違い、少年ではなく、
年上の男性と・・・同年代くらいの女性だった。
私「いいえ、違います…」
男「またまた〜、僕はうえーんですよ。」
GB版DQ3でアイテム無限増殖を編み出した
あの、うえーんBrosさんなのようだが…
私「では、そちらは…」
女「アキコですよ、ホイミソさん。」
本物っぽいが、ここは用心の為に素性を隠した。
私「速報やDQ3の方のかたですか〜。
いやー、僕もロムってますよー」
うえーんさん「まだ、いいますか…
でも、これを見てもそんな事、言えます?」
うえーんさんが指をさす方向に
一人の男がうずくまっていた。見覚えある人だな…
Yojiさん「は、はふけて、ホヒミホはん…」
なんと、Yojiさんだった。
腹のあたりを押さえてうずくまり、
言葉をハッキリ喋れないほど、ダメージを負っている。
アキコさん「ちょっと小突いたら、全部ゲロしたわよ。」
うえーんさん「詐称はいけませんよ。
まだ言い逃れしますか?」
(;´д`)ど、どうしよ〜
脳内で3つの選択しが浮かんだ。
A.正直が1番!素直に名乗りを挙げた。
B.こうなったら、あくまでシラを切るぜ〜
C.バナナの手品を応用すれば…
どれを選んでもバッドエンドになりそうだな。
だったら最後まで我を通すぜー、Bだ!
私「僕はホイミソさんじゃないよー、人違いです。」
うえーんさん「バレバレなのに、まだ自作自演を
続けんるんですか。仕方がないですね…」
うえーんさんはそう言うとおもむろに
上着を脱ぎ出した。
私「な、なにをするんですか!?」
うえーんさん「ホイミソさんが本物かどうか
体に聞くんですよ。秘技うえーん尽くし!」
なんと、うえーんさんが半裸で飛びかかってきた!
私「ギャーーー!!!!!!!」
うえーんさん「ん〜?まだ吐かないんか?」
私「い、いやー!(;´д`)ダ、ダメェー」
時間にしてわずか10秒ほどでも
5分以上にも感じられる濃密な時間だった。
文章に出来ない、この攻撃にはお手上げだ。
なぜか涙が自然と頬をつたう。(TдT)シクシク
私「は、白状します、僕がホイミソです!」
うえーんさん「最初からそう言えばいいものを…」
恐怖の特技、うえーん尽くしが解除された。
気のせいか技を解くのが名残り惜しそうだった。
その後、しばし談話。
大会の方はというと、うえーんさんは次、3回戦。
アキコさんは2回戦で、うえーんさんと当たって
負けてしまったそうだ。
うえーんさん「んじゃ、そろそろ3回戦だわ。」
私「頑張って下さい。」
アキコさん「ホイミソさんは大会どうしたの?」
私「・・・」
アキコさん「どーしたのさー」
1回戦負けだなんて口が裂けても言えないZEッ!
私「俺が出たら、みんながかわいそうじゃん。
だって優勝間違いなしでしょ。最後の大会なんだし、
希望の芽を摘む事なんか出来ないよ〜。」
アキコさん「おおー」
このアキコさんの「おおー」という感嘆の声は
本当に驚いてくれているのか、それとも全てを察した上で
驚いてくれているのかは、微妙だ。
前者であってくれ。後者だったら俺は…
続く
改めて言いますけど、
「この物語は事実をもとにしたフィクションです。」
どこまでが真実で、どこまでが虚構かは
各自のご判断におまかせします…
速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記