ホイミソさんの DQM2大会記 27
件名 :  DQM2大会記 27 
日付 :  Mon, 25 Jun 2001 00:38:44 +0900 (JST) 


5/27-2 「ラストパーティー」
 
ゴルァ「アヒャヒャヒャヒャヒャ!!!」
 
正体不明の薬によってゴルァは笑い続けていた。
笑い茸とかを食べて笑ってるようなものではなく
ただひたすら恍惚の表情で意味もなく
笑っているような感じ。
 
私「どうしよ・・・」
 
ホイミソ「もう、今日は戦えないでしょうね…」
 
アルスたん「自分は射たなくて良かったッス〜」
 
私「とりあえず、回収しとくか。」
 
ふところからテニスボール大くらいの
ボールを一つ取り出した。
以前、異世界で買ったアイテムだ。
上半分が赤く、下半分が白く
真ん中にはボタンのようなものも付いている。
 
私「戻れ、ゴルァ!」
 
ボールの中央部から光が走り、
ゴルァはそれに吸い込まれるように消えた。
このボールはモンスターを収納できる
不思議なボールなのだ。
 
こんな小さなボールにモンスターを閉じ込めて
ヒドイ!とか、残酷!とか思う人もいるだろうが
このボールの中はとっても居心地が良くて
モンスターにとっては快適な空間なんですよ。(´ー`)
 
私「あ〜、もう1時半だ。そろそろ大会が・・・」
 
とりあえずマルタ王国に帰還。モンスターを育てる
どころか逆に戦闘不能にしてしまうとは…
 
このままでは2匹で出場する事になるな。
それならせめて冬眠中の駄モンスターでも使おう。
 
ー仮眠室ー
 
私「マタンゴ君、仮眠中のモンスターを起こしてくれ。」
 
マタンゴ「1匹もいないよ。」
 
私「なんでよ?20匹くらいいたじゃん。
配合に使わなかったドークとかランプの魔王とかが。」
 
マタンゴ「え、マスターの命令で
処分するんじゃなかったの?」
 
私「そんな事は言ってないぞ。」
 
????「オホホホホ〜」
 
モンスター消失で慌てる私の背後から
甲高い笑い声が入ってきた。
 
私「何物だ!」
 
オルゴー「私よ、マスター。」
 
私「なんだよ、オルゴーかよ。驚かすなよ。
最近、見かけなかったけどドコに行ってたんだ?」
 
オルゴー「ずっと、ここにいたわよ。」
 
私「寝てたのかな。んじゃあ、ここにいる
モンスターがいなくなった原因知らない?」
 
オルゴー「そいつらなら私が飲んだわ。
全部、聖杯(血の雫)にして。」
 
私「マジデスカー(´д`)」
 
マタンゴ「え?
マスターの了承を得ての事じゃなかったの?」
 
オルゴー「そうよ、アナタを騙したのよ。
お馬鹿さんねー。(・∀・)」
 
マタンゴ「騙されたのカー(;・д・)」
 
オルゴー「そのかわりね、魔力がかなり戻ったから
今日も戦えるわよ。(・∀・)」
 
私「ソウナノカー。嬉しいんだか、嬉しくないんだか。
ともかく、これで3匹そろったんな」
 
????「待て、俺様も出るぞっ!」
 
私「お前は!」
 
わるぼー「俺様抜きじゃ、勝てるもんも勝てまい。」
 
私「体の方は大丈夫なのか?」
 
わるぼー「俺の体か?そんなもんはピンピンしとるわ!
それよりも聞いてくれよ。マルタ病院で療養してたら
ももんじゃたんっていうキャワイイ娘がいたんだ。」
 
私「ほう」
 
わるぼー「彼女は重い病にかかっていて一刻も早く
手術を受けなければいけないんだが、手術を
恐がっているんだ。んで、ほっとけなくてよ、
手術を受けてもらうために俺と約束したんだ。」
 
私「どんなよ?」
 
わるぼー「今度、大会に出るから
もしそれに俺達が優勝したら君も勇気をだして
手術を受けようってな。」
 
私「わ、わるぼー!お前イイ奴だな〜(TдT)」
 
わるぼー「フッ、照れるぜ。
俺様はただ病気の娘って設定に萌えただけだぜ!
そして俺はももんじゃたんと…( ´д`)ハァハァ…」 
 
イイ話が最後の2行で台無しだ。
 
ともかく、いつもの3匹が揃った!
 
私「さあ行こう、行こうぜみんな!」
 
一同「オー!!」
 
続く
 
ー秘話ー
 
当時、予告先発をしていて、
プチヒーロー、マッドロブスター、ホイミスライム
となっておりましたが、時間が足りずに
いつもの3匹になってしまって申し訳ありません。
マッドロブスターが間に合いそうにもなかったから
ゴーストに変更したんですがそれも無理とは…




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