ホイミソさんの DQM2大会記 24
件名 : DQM2大会記 24
日付 : Wed, 13 Jun 2001 22:50:11 +0900 (JST)
5/24 「究極のモンスター」
5/24
昨日、配合したモンスターの卵を見に配合所へ向かった。
祭壇の床は朱に染まり、死闘の跡が、かいま見える。
血痕がもっとも多い地点に卵が置いてあった。
私「じじい、これをふかさせてくれ。」
さっそくふかさせる事にする。
生まれた魔物は・・・プチヒーロー!
植物系NO.1でモンスター界の勇者だ。
その神々しい姿はカッコよくて…切なくて…
それでいて、とってもセクスィー!!
アルスたんと命名する。
アルスたん「よ、よろしくッス、マスター」
私「ああ、こちらこそヨロシクな!
早速で悪いが異世界へ行くぞ。」
アルスたん「がんばるッス。」
そして異世界でレヴェルあげ。
レヴェルが上がっても各能力が1〜5しか上がらない。
きっと大器晩成型なのであろう。
特技の方は祖父にあたるわるぼーの特技を
受け継いでいるため、問題無い。
これで2匹目のメンバーが決定!
残るはあと1匹だ…しかしアテが無い。
アルスたんのマダンテ耐性が△だから
マダンテ耐性○から選ぶという事は決まっているが…
ホイミソ「お困りのようですな。」
またもや、いつの間にかホイミソが隣にいた。
私「残り1匹が決まらん。」
ホイミソ「わいにアテがありますが、どうでっしゃろ?」
なぜか、少し関西弁だ。
私「そう、じゃあ頼もうかな。」
ホイミソ「社長さんとこにはエライお世話になってますし
こんなもんで、どないです?」
触手が小さく3本上がった。
3も請求するのか…だが背に腹はかえられない。
私「わかったよ。」
ホイミソ「では、早速頂きます。しんりゅう、
デスフラッター、バブルデーモンをきぼーん。」
3とは、3匹のモンスターを差し出すという意味だ。
その3匹をホイミソは何に使うかはあとでのお楽しみに。
牧場から3匹を呼び出した。
バブル「なにか御用でしょうか?」
フラッター「ねぇねぇ、そこに置いてある大きな
ビーカーみたいなものはなーに?」
私「ああ、実は…」
しんりゅう「まさか、それは!」
賢さが高いしんりゅうがなにか察したようだ。
ホイミソ「今ごろ、気づいてもおせーよ。
さっさとこの中に入れ!」
バブル「う、うわぁー!」
一番近くにいたバブルデーモンが無理やり
ビーカーに押し込められた。
しんりゅう「!?」
フラッター「!?」
それを見てデスフラッターは一目散に逃げ出し
しんりゅうは上空へ退避を始めた。
ホイミソ「逃がすかよ!ゴ〜ムゴォムの鎚ぃぃー!!」
触手が上空へ向かって伸び、ハンマーのように
振り落とされた。
しんりゅう「ギャッ!」
巨大な龍もこの攻撃にはひとたまりもなく落下して気絶。
その間に、デスフラッターは50メートル程、
さきまで逃げている。
フラッター「てめーがパワーならこっちは
スピードだ!一生かかっても追いつけねーぜ!」
ホイミソ「これは、これはお久しぶりで。」
ホイミソはいつの間にか回り込んでいた。
フラッター「ば、馬鹿な!」
ホイミソ「いいから落ちろ!」
フラッター「ゴフッ!」
そして、のびている3匹はそれぞれビーカーの中に
押し込められた。その中に、不思議な溶液を注ぎこむ。
それから待つ事、数時間…
ホイミソ「そろそろ、いいでしょう。」
ビーカーからモンスター達をとりだした。
正確にはモンスターだったものかな?
死骸はあとで精肉店に卸す事にする。
で、残ったのはビーカーとその中の溶液。
ホイミソは何も印刷されていない無地のカードを数十枚
用意してあり、それを溶液に漬け込んだ。
みるみるうちに無印刷のカードに
絵と文字が浮かび上がってくる。
デスフラッターが入ってた溶液からは
デスフラッターの絵柄のカードが…
バブルデーモンが入ってた溶液からは
バブルデーモンの絵柄のカードが…
この不思議な溶液は、漬け込んだモンスターの
カードを作り出す性質があるのだ。
そしてホイミソたんはこのカードが大好き。
ある意味、カードキャプターなのだ。
(キャプターがどういう意味なのか知らないが。)
実は現実においてもDQカードゲームの
カードはこのような方法で作りだされている。
だからカードを無駄にしてはいけないぞ!
1枚、1枚にモンスターの魂が宿っているのだから…
最後に、しんりゅうのカードも精製。
ホイミソ「うおっ、しんりゅうはキラカードだよ!
(ノ´∀`)ノわっしょい、わっしょい!」
私「これで満足か。」
ホイミソ「Yes!神のカードも手に入ったし満足ですよ。
では、モンスターを探してくるので2〜3日後を
お楽しみに。」
ホイミソは牧場をあとにした。
続く
速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記