ホイミソさんの DQM2大会記 23
件名 :  DQM2大会記 23 
日付 :  Sat, 9 Jun 2001 03:22:28 +0900 (JST) 


5/23 「モンスター学園」
 
5/23
野生が高まりまくったボックルも
しもふり肉を与えたらなついてくれた。
なついたところで早速レベル上げ。
レベルアップのスピードが速くて助かる。
すぐにレヴェル99になった。
これでボックルをとあるモンスターと
配合すれば究極のモンスターの完成だ。
 
そのとあるモンスターを用意するのは
少し面倒くさく思うところだが、実はあてがある。
 
ーモンスター牧場地下10階ー
 
モンスター牧場の地下1階はご存じ
モンスター達の仮眠室だ。
普通のマスターはここまでしか利用しないので
知らないと思うが実は地下10階まである。
最深部である地下10階へ向かっていた。
 
10階入り口にくると、武装した大勢の
ガードマンがまず目につく。
 
ガードマン「おはようございます、園長。」
 
私「うむ、おはよう。」
 
ここでは私はマスターではなく園長と呼ばれていた。
そして、ここはモンスターを使って悪さをしたマスターや
(合計MPが100以下になると襲ってくる神父や
合計レベル100以下のみ襲う戦士など)
マスターの交流の場であるネット上の掲示板を
荒らしたの者達を教育し更正させるための施設だ。
 
その名もモンスター学園…!
 
私こと園長はここを統括する責任者なのだ。
 
私「ところで、君、生徒達の様子はどうかね?」
 
ガードマン「現在、例の場所で授業を行っています。」
 
私「ウム、そうか。」
 
ー例の場所ー
 
真っ暗な所だ。まず電気をつけた。
 
「なんだ・・・?」
「電気がついたぞ。」
「おおおぉぉぉぉぉぉー!!」
 
電気をつけると、モンスター学園の
生徒諸君からざわめきがおこった。
 
私「静かにしろ。これからお前らに質問がある。」
 
私は教壇にたった。生徒達の視線が集まる。
 
生徒達は水の入っていない25Mプールの
中のような場所に30人ほどいる。
むろん上部には厚いガラスでフタをされており
脱走なんか出来ない。それどころか、床とガラスの
隙間が50cmしか無いため立ち上がる事すら出来ない。
 
普段はその限られた空間で這いつくばる。
トイレや電気等もあるわけはなく、
人間とは程遠い扱いをされている。
ひどいと思われるかもしれないがしょうがないのだ。
彼らは犯罪者なのだから。
 
「いいから出しやがれ、コノヤロー!」
「ふざけんじゃねー!!」
 
私「まだ、わかっていないようだな。」
 
教壇にあるスイッチを押した。
生徒達の頭上にあるガラスの天井が10cm下降した。
 
「ギャー!」
「あひぃ〜」
 
生徒達はさらに窮屈な姿勢をよぎなくされた。
 
私「馬鹿者どもがっ!
いいか、今日、私みずから出向いたのは他でもない。
スライムナイトを育てていた者はいないか?」
 
「おいらのスラナイは最強だあああああああぁぁぁぁぁぁ
ぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!!!!」
 
1人、やかましいのがいた。
 
私「では、それを私に譲ればここから出して上げよう。」
 
「スラナイィィィ!スラナァイ!オイラのスラナァァァァ
イイイイイィィィィィ!最強おおおぉぉぉぉ!」
 
私「・・・」
 
駄目だ、会話不能だ。
スライムナイトだけ押収しとくか。
 
ー再びモンスター牧場ー
 
スラナイ「牧場だぁぁぁぁぁぁ!」
 
このスライムナイトは
マスターと同じような喋りかたをしていた。
 
ボックル「マスター、アレ、誰?」
 
スラナイとカップリングさせる為に呼んだ
ボックルが怪訝そうな顔で尋ねた。
 
私「新しい仲間さ。」
 
素直にボックルの配合相手と言ったら
きっと嫌がっただろうな。
 
私「さあ、早速行こう!」
 
スラナイ「冒険だああああぁぁぁぁ!!!!」
 
ボックル「行くって何処へ・・・あ、ちょっと〜」
 
ボックルの手を強引に引っ張り牧場の外へ出た。
 
ボックル「ちょっと〜、井戸を通りすぎたわよ〜」
 
無視して配合所へ
 
私「じじい、このヘルボックルと
スライムナイトの配合を頼む。」
 
ボックル「え、ええ〜!?」
 
スラナイ「配合だあああぁぁぁぁぁ!!!!!」
 
有無を言わさず2匹を祭壇へほうりこんだ。
 
私「ええ縁談がまとまりましたな〜」
 
配合じじい「無理ヤリじゃと思うが…」
 
「キャアアアー!」
 
遠くの方で叫び声がした。方角は祭壇の方…
 
スラナイ「ヘ、ヘルボックルたんだああぁぁぁ!!!!」
 
ボックル「い、嫌よ、アナタなんかと配合なんて…」
 
スラナイ「いただきむわぁぁぁあああすううぅぅ!!」
 
ボックル「ママー!!」
 
絶叫が配合所までこだました。
ええ縁談がまとまったんだよな、きっと…
 
続く





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