件名 :  ＤＱＭ２大会記　１８ 
日付 :  Sun, 3 Jun 2001 00:55:43 +0900 (JST) 
 


5/11　「追憶」
　
地区大会まであと１ヶ月を切った。
そして速報！ＤＱＭ２が創立４ヶ月となる。
思えば、この４ヶ月、いろいろあったものだ。
　
体験版、雑誌等の情報を元に暴露路線で始まったのだが
それは決して楽しいだけのものではなかった。
　
ー１月１４日ー
２度目の体験版プレイ時…すなわちホビーフェア。
この日も色々と情報を収集。
配合しまくりーで、十分な成果を上げた。
新モンスター９７種のうち約８０種の配合が判明する。
　
私「さて、物販でわたぼーたんの
プロモカードもゲットしたし、帰るか〜」
　
他社計１０分、エニクスース６時間の
片寄ったイベントを楽しんだ後、帰る事にした。
　
私「まさか、？？？？系で１〜４の魔王の強化型が
出てくるなんてな〜、ルンルン♪」
　
スキップしながら駅に向かった。
だが、そのスキップはすぐにピタリと止まった。
　
私「・・・誰かにつけられてるな。しかも気配を完全に
絶で消していやがる。」
　
尾行している奴の正体を暴くため、
ひとけの無い方へ歩き、曲がり角で待ち伏せた。
　
私（こっちへ向かってるな、尾行者は…）
　
ドガッ！
突如、何物かに背後から鈍器で殴られた。
　
私「尾行者は一人じゃなかったのか…うかつ…」
　
意識を絶たれ深い闇に落ちていった。
　
・・・次に気づいた時にはワゴン車の中にいた。
ワゴン車は走行しているようだが窓にはカーテンが
かけられていて、現在地はわからない。
　
私「うう・・・ここは…」
　
？？「お目覚めかな？」
　
私「お前は誰だ。一体なんのために俺を？」
　
？？「んなこた〜どうでもいいんだよ！
お前、今日もＤＱＭ２情報をあらいざらい
ぶちまける気だろ。」
　
私「という事はお前らエニ…」
　
？？「それ以上言うたらポアするぞ！いいから、
今日調べてたデータ書いてあるメモ帳よこしな！」
　
私「ヤメロ〜！」
　
メモ帳を取り上げられてしまった。
私は取り返そうとしたが、隣の人間に羽交い締めに
されて身動きがとれない。
そして名前もわからないが、この場を取り仕切っている
人物（？？）はメモ帳を眺めだした。
　
？？「こんな事まで調べられてたのか。
危ねぇ、危ねぇ。発売前にこんな事、公表されたら
また創造神の逆鱗に触れちまうところだったよ。」
　
私（また？　創造神？　あのお方の事か…？）
　
？？「ジャンプフェスタの時も随分と調べてくれたな。
おかげでこっちは大目玉だぜ。
このメモ帳は預かっておくからな。
これを公開されるとせっかく３月９日に速まった
発売日を延期させる事になっちまう。」
　
発売日が３月９日に速まるのか。これは最新ニュースだ。
配合方法もメモ帳を取り上あげようとも
我がブレイン内に深く刻み込まれている。
すぐにネットでぶちまけてやるからな、覚悟しろ！
　
運転手「おい、Ｍ田、そろそろつくぞ。」
　
？？「了解、じゃあ最後の仕上げだ。」
　
そういうと鞄から注射器をとりだした。
とてーも嫌な予感がした。
　
？？「フフフ、君の今日の記憶をすべて
消させてもらおうか。」
　
私「ギャァー！」
　
お注射をぶちこまれた。
そして意識はもうろうとしていく…
　
次に気づいたら自分の部屋で眠っていた。
今日、ホビーフェアに行った記憶は
かろうじてあったが肝心のＤＱＭ２情報は
サッパリ思い出せない。ハ〜、サッパリ、サッパリー
　
何気なくジャンプを読みだした。
カラーページに、けもののきしが載っていた。
　
私「コイツの作り方はどうだったけ…ぐわっ！」
　
激しい頭痛が私を襲った。
ひどく苦痛だが何か思い出せそうだ。
　
私「うぐぐ…け、ものの…きしは
けもの系×デビル…アーマー…」
　
なんとか思い出せた。
以後もイラストを見ると配合方法が思い出せた。
新？？？？系はイラストがないので思い出せない。
オルゴ・デミーラは作れなかったので
最初から配合方法は不明だった。
　
最終的には２０種類ほど思いだせた。
１種類思いだすたびに壁に頭を打ちつける程の
苦痛を味わったけどな。
　
ちなみに今は当時の記憶が完全に蘇ってます。
そんな事を思い出していた５月１１日でした。
　
続く