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ホイミソさんの DQM2大会記 13
件名 :  DQM2大会記 13 
日付 :  Mon, 28 May 2001 03:40:39 +0900 (JST) 



5/5~5/6-1 「勇者よいそげ!」
 
5/5
なんもなかった。マターリ…
変わった事といえば速報掲示板で我らが神、
「部長」様が店舗大会で優勝したらしいという
情報が入ってきた事くらいだ。
 
5/6
今日も大会だ。開催地は一昨日と同じ厚木。
1時45分集合だが、今、12時。
掲示板で昨日の情報の「部長様優勝」について
本人からの戦勝報告がないから記事を晒しあげとく。
そんなこんなで1時。そろそろ行くか、戦場へ!
 
しかし・・・自転車が無い。
こ、これは一体!?
弟にパクられたようだ。マジで焦る。
自転車なら直接小田急線のある駅に行き
直で本厚木へ行けるが、徒歩となると
別の路線から乗り換えて行く事になる。
 
駅まで猛ダッシュだ。
 
私「飛ぶがごとく、飛ぶがごとく!」
 
あ、あと40分しか…!だがその時、体に異変が起きた。
 
私「あ、足が!」
 
突然の筋力の酷使により足が痙攣を起こしていた。
 
私「あああ…」
 
その場に座りこんだ。
そして震える足をペシペシ叩く。
 
私「動けっ、動けっ、動けっ!
今、動かないと大変な事になっちゃうんだ~!」
 
最終手段にでた。
両太股を安全ピンで刺したのだ。
鋭く重い痛みが体を突き抜けたが足の痙攣は止まった。
 
私「俺は、まだ走れるぞ…!」
 
駅までロケットで突き抜けた。
 
そして電車に乗る…別の電車に乗り換える。
ここで到着予定時刻を計算してみた。
 
1時48分だった。
 
このままでは間に合わない!
行ったはいいが大会にでれないなんて最悪だ。
不安と恐怖が薄っぺらい私の自我を狂わせた。
 
私「電車をジャックしよう・・・」
 
この電車は各駅停車だ。
もし、全ての駅を飛ばせれば5分は短縮できよう。
次の駅でいったん降りた。
 
「間もなく、電車が発車いたします…」
 
全てのドアが閉まった事を確認し、運転席へ
戻ろうとする車掌さんの背後に手刀を浴びせた。
 
車掌さん「ウッ…」
 
ドサッ
 
私「フッ、許せよ…」
 
車掌さんは気絶したようだ。
 
気絶した車掌さんの襟元をつかみ無造作に
運転席の片隅に放り投げた。
 
私「出発進行!」
 
幸い、電車の操縦は「電車でGO!」で慣れている。
マスコンを最大まで上げた。
90、100…
凄い!まだ、上がっていく。
最終的に140kmまで加速した。
 
すぐに次の駅に着いた。
予定どおり、駅は素通りだが
不審に思った乗客が暴動を起こすかもしれない。
アナウンスを入れておいた。
 
私「ただいま、電車のどこかに爆弾が仕掛けられました!
その爆弾は電車の速度を落とすと作動するようです!
途中の駅には止まれませんが本厚木に止まると
大丈夫なようです。それまでご辛抱下さい。」
 
見事な設定だ。
チラッと客席を覗いて見たがパニック。まあいいや。
 
そして、暴走列車は進む。
前方の線路で作業をしている人達を発見。
ご苦労様。「プオ~ン!」。警笛を慣らす。
電車でGO!ならボーナスポイントものだ。律儀な俺。
 
列車は唸りを上げて進み、残すはあと1駅!
だが、その時、異変が起きた。
電車のスピードが急下降を始めたのだ。
110…100…90、下降は止まらない。
なぜだ?ブレーキレヴェルは0なのに…
 
ふとコントロールパネルを覗くと
そこには英語で「A.T.S.L」だか「A.D.S.L」だか
表示されていた。
確か、これは電車が故障して止まれない時や
予定を無視して先行しすぎた時等に発動する
システムだった気がする。
コンピューターの判断で自動停止するのだ。
これは、どうにもならない。
 
私「ちくしょう!あと少しなのに~」
 
電車はとうとう停止してしまった。
本厚木駅まであともう少しなのに!
 
私「こうなったら・・・」
 
私は電車を降り、本厚木に向かって走り出した!
 
大会開始まであと5分
 
続く







速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記