ホイミソさんの DQM2大会記 9
件名 : DQM2大会記 9
日付 : Mon, 21 May 2001 22:51:02 +0900 (JST)
5/4-1 「あなたに力を」
今日は大会だ。
とりあえず、モンスター自体は
前回と同じで、変化した事はわるぼーの
耐性が完全になった事だ。
参加目的は、黒い霧使いをはじめとする
独自の戦術を用いたマスターと戦い
己のマスターレヴェルを高める事だ。
本音は賞品、強奪しまくり。(笑)
この日、試合開始は3時からだが
速報で偶然、同じ大会に出場する事が発覚した
Yojiさんと1時間前に待ち合わせして
DQM2ミーティングを催す事になった。
しかし、起きたら1時過ぎてた・・・
完全に遅刻ナリ。
しかも鏡を見たら、おめめが真っ赤だ〜
ロート子供ンフトの宣伝(昔)のクリリソさんなみだ。
特質系の能力者になった気分だが
とりあえず目薬をさして出発。
さて、本日は厚木にある某ゲームショップ「Θ」
そういえば、今まで厚木に来た事がなかった。
私の厚木のイメージといえば厚木メリケン軍基地だ。
現地に着いてみるとそのイメージ以上だった。
軍人G「ソニックぶーむ」
軍人N「サーマそー」
街中で、イカした髪型の軍人が
光線を飛ばしたり、宙を一回転したりしてた。
基地外にも出没するんだな。
それは置いといて、なかなか大きな街だ。
3時ちょい前に着いたが当然、Yojiさんは
すでに着いて、待ちくたびれていた。
Yojiさん「遅いぞ。3分あれば敵は
木星から月までくる。」
私「すいませんでしたぁ〜、このとおりです〜。ヒィー」
と、すかさず土下座したら許してくれました。
心の広い人で良かったです。
さて、3時になり大会開始だ。
店内では厳かにDQ4の曲がかかってきた。(なぜ4?)
本日以降は「ホイミソ」名義でエントリーする事にする。
(余談だが、名古屋のほうでエントリーネームが
「ホイミソ」の子供がいたそうだ。何故?)
参加人数は20名、1回戦が10試合組まれ
その勝者のうち運が悪かった4人だけ2回戦がある。
そして3回戦以降は8人…4人…となるわけね。
ま、4〜5回勝てば優勝ね。
わるぼー「俺達がモンスターを15匹ぶっ殺して
5勝すれば、それで終わりさ。おめーはマジで
ただ、つっ立ってるだけでいいからな。」
私「それは前回も聞いた。」
で、クジの結果、運がいい事にシード枠がある
場所だった。1回戦に勝つと3回戦に行ける。
しかもYojiさんとは決勝まであたらない特典付き。
大変、(・∀・)イイ!!
さて1回戦、相手は高校生くらい。
お友達同伴で、つき添いらしく隣で見守っていた。
あやしい・・・!
もしかしたら、そのお友達はνタイプで
こちらの意志を読み取るのではないだろうか?
あるいは、視力が大変良くてこちらの眼球に
映った情報を読み取るのでは…?
備えあれば憂いなし。
なるべく眼球から情報を読めない角度でGBを眺めた。
また、意志疎通を計れないように脳内のα波を
過剰に放出し精神防衛を試行した。
(精神防衛については、かの名作MMR参照)
これで準備万端。つけいる隙無し。
相手モンスターはグラン、ドレアム、ポセイドン。
またもやファミIIバリューセットだ。
本当にこのセットは多い。
これが基本だと言わんばかりだ。
これにオルゴ2、アズライル、わたぼうを加えると
モンスター使用率のじつに8割に達すると思われる。
確かにコイツらの耐性はとてーも優秀なのだが…
また、話が横道にそれたな。
バトル開始。
コチラはいつも通り。
相手はばくれつけん主体のようだ。
みかわし×2が決まったが相手は
凍てつく波動をしてこない。
(今回も楽勝だな。)
そう思った。5ターンくらいするまでは…!
相手モンスター「黒い霧」
(つ、ついに来た!黒い霧だ。
この状況下でMyモンスター共が
どれだけの事が出来るか試すチャンスだ。)
相手が黒い霧を出すという事は
必ず、自分が有利な状態に持ち込むハズ。
それが小生のモンスター学の常識だった。
この場合はきっと相手はマダンテをしてくるであろう。
まさにファミIIだな。そう予想した。
こちらの作戦。
いろいろ、いろいろ、いろいろ。
まず、わるぼーとホイミソがみかわし脚をキメる。
そしてオルゴーは・・・
オルゴー「アヒャヒャヒャ〜、究極呪文マダンテ!
死ね!死ね〜〜死ねぇぇぇぇ!!」
相手のグランスライムは壮絶な魔力の渦に
飲み込まれ即死した。
あれ?以前、オルゴーはマダンテを撃つ事を
ためらってた気がしたが?
ともかく、これで3対2な上に
みかわしきゃく状態×2。勝ったな。
次のターン
あとは相手の捨て鉢な反抗に気をつければよい。
作戦は攻撃2、防御1。
そういえば相手はマダンテ撃たなかったな?
その疑問に対する答えなのだろうか…
相手モンスター「凍てつく波動」
私「へ?」
唖然とした。
自分で放った黒い霧なのに、それを解除とは…
小生のモンスター学にはないパターンだった。
まさか、この黒い霧はこちらのマダンテを
引き出すトラップだったのか!?
だが、それはおかしい。相手が必ずしも
マダンテを持っているとは限らないし
よしんば持っていたとしてもあそこで
使うかどうかはマスターしだいだ。
だいたい黒い霧解除だって、こっちが
みかわし脚を使ったから出来たんだぞ。
こんな荒技、読心術でも無い限り…ハッ!
すぐに思い当たるふしがあった。
正面にいる相手マスターのお友達か!? ムキィ〜!!
ふと、以前、福岡ドームのバックスクリーン付近で
不審な動きをしていた大学生を思い出した。
だが、どうやって??
その時、思考回路がショート寸前な私に
モンスター達が話かけてきた。
ホイミソ「マスター、次の指示を〜」
わるぼー「どうするんだー?」
モンスター達には不安を感じさせないように
表面上は強気の姿勢をとらなくては…。実際に命を賭けて
戦っている彼らの前で弱音を吐くわけにはいかない。
私「ああ、すまない。少々、考え事をしていたんだ。
あいつらを皆殺しにする前にな!」
オルゴー「頼もしいわね〜」
だが、謎をとかない限り勝ち目は無い。
いったいどうやって・・・?
疑問に対する答が浮かんでは消える…。
いつのまにかGBを掴んでいる手は汗ばんでいた。
続く
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どんどん、トリップしていく当体験記ですが
名誉のためにいくつかフォローを。
まず、厚木は普通の街です。
軍人がストリートファイトしてたりしません。
つーか、うろついてません。
Yojiさんはごく普通の人でした。
本文のような内容の会話はありませんでしたよ。
あ、遅刻はしましたが。(笑)
速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記