ホイミソさんの DQM2大会記 4
件名 :  DQM2大会記 4 
日付 :  Fri, 11 May 2001 03:29:50 +0900 (JST) 



4/29-2 「封印」
 
> 初陣を勝利で飾ったが素直に喜んで
> いいものだろうか?
 
まあ、とにかく問題なく(?)勝てたのでヨシとするか。
そんな事を考えていた私に、死体いじりに飽きた
モンスター達が話しかけてきた。
 
オルゴー「どうしたのよ〜?ボーっとしていい身分ね」
 
私「ス、スマソ」
 
ワルぼう「まあいいじゃねえか。俺達が敵モンスターを
12匹ぶっ殺して4勝すれば、それで終わりよ。
おめーはマジでただ、つっ立ってるだけでいいからな。」
 
私「…」
 
ともかくすぐに2回戦目だ。
ラッキーな事にまた小学生くらいの子だ。
モンスターはグラン、オルゴ2、アズライルだった。
 
2回戦スタート!
相手が誰であろうと慎重にいく。
1ターン目 みかわし、攻撃、防御。
2ターン目 防御、攻撃、みかわし。
 
ここで、相手の攻撃が爆裂拳ばっかりな事にきづく。
例の特技の出番だな。
 
私「ホイミソたん、封印の祈りだー」
ホイミソ「了解。フィールド全開!」
 
秘密の特技、封印の祈りだ。
ファミII誌上では特に触れていなく
他サイトでも運に頼る技とかで敬遠視されている。
実際、爆裂拳を封じるのは運がいるのかもしれない。
だが根気よく使えばいつかは封印できるハズだ。
 
今回は1発目で封印できた。
その途端、相手マスターの携帯に電話がかかってきた。
 
???「をい!お前、今DQM2で対戦してるだろ。」
 
相手マスター「は、はい。」
 
???「もし、その試合中に爆裂拳使ったら
お前の家族は全員死ぬからな。」
 
相手マスター「え〜!!」
 
???「え〜じゃねえよ。爆裂拳は封印されてんだよ!
使ったら駄目に決まってんだろ。わかったな、じゃっ」
 
ツーツーツー
 
これが封印の祈りの効果なのか。
どうりで耐性とか関係なく特技が使えなくなるわけだ。
そういえば気のせいか、今の相手の電話の声は
東京ゲームショウのDQM2大会あたりで
聞いた事があるような声だった。
 
ま、まあ、これでグッと有利になったはずだ。
思いきって作戦を攻撃2 守備1にする。
 
私「ガンガンいけー!」
 
相手の攻撃が通常攻撃だけになっていた。
・・・しかし通常攻撃を侮っていた。
 
アズライルは全力で攻撃した!
痛恨の一撃!
ワルぼうは1020のダメージを受けた。
 
ワルぼう「ぐはっ!!」
 
アズライルの爪が横一文字にするどく走り、
一瞬でワルぼうの上半身と下半身がお別れしてしまった。
周りはドス黒い血液(樹液?)の海だ。
ワルぼう(上部分)は白目を剥いており、ときおり
ピクピク痙攣している。もう手遅れだろう。
 
私「ホイミソ、オルゴー!命を大事に、だ。」
 
しかし、2匹とも大防御。
ワルぼうを生き返らせようとはしない…。
ただジッと大防御しながらワルぼうを見据えている。
 
ピクピク痙攣しているワルぼうを
楽しそうに見物しているようだ。
2匹ともニヤニヤ観ている。敵の攻撃はおかまい無しだ。
 
私「何してんだっ!早く生き返らせろっ!」
 
次のターンも「命を大事に」を指示。
だが、またも大防御している。
大防御でダメージが低いとはいえこのままではマズイ。
 
元ワルぼうだった物はというと、痙攣の間隔が広くなり
完全に動かなくなるのも時間の問題のようだ。
2匹はそれを、嬉しいような困ったような
不思議な表情でみつめている。
 
このターンの最後、ワルぼうはついに動かなくなった。
首はパタっ、と横を向いた。
 
オルゴー「チッ!」
ホイミソ「ざ〜んねーん」
 
コ、コイツら!何が楽しいんだ・・・。
ちゃんとした情操教育を施さなかった事を激しく後悔。
 
私「いいかげん、生き返らせろっ!」
 
ホイミソ「しょうがないですねー。ザオリク〜」
 
おおっ!なんと凄い呪文なんだ、ザオリクは!
2つに別れていたワルぼうがくっつきはじめた。
あふれていた汁も幾分、体内に戻ってきたようだ。
(ちょっとグロかったYOー)
 
なんとワルぼうは生き返った!
 
ワルぼう「お、俺はいったい!?」
 
ホイミソ「大丈夫ですか?」
 
オルゴー「あの鳥野郎に殺られたのよ。アンタ」
 
ワルぼう「そ、そうか。思い出したぜ。
ところで、ホイミソ。お前ケガしてるじゃねーか!」
 
ホイミソ「呪文詠唱中にやられました。」
 
ワルボウ「すまねぇ、俺のために。
あのヤロー、この恨み100億倍にして
帰してやるからなー、ゴルァ!」
 
…モンスター達がイイ感じに団結している。
ワルぼうに真実は告げないでおこう…
 
この後は優勢だった。
こちらにはみかわしきゃくも五月雨斬りもある。
5ターンくらい経過後、ワルぼうに待望の一撃がでた。
全力の五月雨斬りだ!
 
ワルぼう「ゴルァ!(`o´#」
 
相手パーティーを一撃で粉砕した。勝利だ。
 
ワルぼう「ゴルァ!!(`o´#」
 
ワルぼうが動かなくなった、相手パーティに
もう1回、五月雨斬りをぶちこみはじめた。
まさに死人に鞭を打つ行為だ…
 
私「やめろ、ワルぼう!もう決着は着いたんだ」
 
ワルぼう「ゴルァ!ゴルァ!!!(`o´#」
 
だが、やめようとしない。
相手モンスターの死骸はすでにミンチだ…。
この後、10分程、五月雨祭りが続いてた気がする…
 
続く






速報!DQモンスターズ2:DQM2大会記