堕てんしさんのDQM2レポート
送信日時 : 2003年12月28日 16:04:30
件名 : 発端 (DQM2レポート その2)
こんにちは。堕てんしです。今回もよろしくお願いします。
1998年9月25日(金) DQM2の発売日からさかのぼる事約2年5ヶ月
この日はDQM1の発売日だ。私は当時携帯機しか持っていなかったので、本編のドラクエはやった事が無かったが、ドラクエが、社会現象を引き起こす程のすごいゲームだという事はもちろん知っていたし、新作が発売されると毎回発売日当日に売切れてしまうという事も知っていた。そんなソフトがついに携帯機でできるようになると知った私はワクワクしまくっていた。そのため、私はその日は午後から行かなければならない所があったものの、よく行っていたお店へ開店と同時に直行した。(だがこのお店は今(2003年12月現在)はもう無い。というよりこのお店が入っていた建物自体がマンションに建て直された。)しかし、店の中には店員さん以外の人の姿が全く無く、DQM1は何事も無かったかのように普通に棚に陳列されていた。
・・・大丈夫なのか?このソフトは・・・・・・・・というのがこのソフトへの第一印象だった。
1998年9月26日 私はこのソフトをやりはじめた。 面白い!ストーリーもシステムも!!特に最初のうちはモンスターが1体仲間になるたびに喜びまくった!!!新しい扉が開かれるたびに次はどんなモンスターが出てくるのかとワクワクしまくった!!!!本当に楽しかった!!!!!
ちょっと待て。なんでお前はDQM2のレポートを送るとか書いておきながらDQM1のレポートを書いているんだ?と思われるかもしれませんが、その理由は次か、次の次のレポートで説明致します。
1998年11月 DQM1を購入してから2ヶ月が経過したある日、ふと毎週金曜日に発売されているゲーム雑誌(11月30日号)を見ると、そこには、DQMの雑誌対抗の大会のために強いモンスターを育て、そして決勝でエニックスを破り優勝したという話が細かく書いてあった。へぇーすごいなあと思ったと同時に私もこんな大会に参加したいとこの頃から思い始めるようになった。
1998年12月 ゲーム雑誌に一般向けの大会が開催される事が告知される!!! 私はその大会出るために対戦で使えそうな雑誌の記事を集め、知り合いのNと共に対戦の研究を始める。当時はまだネットの事など全く知らなかった。雑誌による大会の告知があってから数日後に家から比較的近めのお店で店舗大会があることを知り、お店で出場の登録をしにいくと、既に1人申し込みを済ませた人の名前が書いてあった。Tさん(年齢25歳)・・・直感でこの人はかなりやりこんでいると思った。やはりゲームの大会というのはこういうものなのかと思い、もう店舗大会での優勝はできないと思い込み愕然とした。しかし、一応登録したのだから悔いの無い対戦をしようと思い、モンスターを育て続けた。
1999年1月24日 店舗大会当日。私のモンスターはゴールデンスライム、ダークドレアム、わたぼうの3匹で、戦法は、バイキルトからのばくれつけんでHPを削り、マダンテでとどめを刺すという戦法で、3匹とも大防御、ザオリク、ベホマズン、めいそうは持っており、ダークドレアムはマダンテ、バイキルト、いてつくはどうを所持していた。ちなみに、ゴールデンスライムとダークドレアムはNから借りたものだった。(一応Nの説明をしておくと、Nは私にゲームの面白さを教えてくれた人であると同時に、N自身もゲームがかなりうまく、特にアクションゲームやシューティングゲームは私には信じられないほど上手だった。)大会まであと15分ぐらいになってやがて大会に出そうな人たちが現れ始めたがTさんと私以外は全員小中学生だった。やがて12時30分になり、大会が始まった。参加人数は16人いるかいないかといったところで、抽選の結果私は1回戦からいきなり試合だった。対戦はスーパーゲームボーイを使って行われるようで相手は小学校中学年ぐらいの男の子だった。N以外の人と対戦をするのは初めてだったので私は緊張しまくった。そして・・・試合は始まった。
相手モンスターはまおうのつかいと他2体(忘れました) で、私がバイキルトで攻撃力を上げているときに相手のモンスターはビッグバンやイオナズンなどの特技を連発しまくってきた・・・てっきりこちらと同じように打撃で押しまくってくると思っていたので拍子抜けしてしまった。しかもパラメータも最大値になっておらず、ザオリクも全てのモンスターに持たせてはいないようだった。やがて相手モンスターが残り1体になり、このままいけると思った私は、3体とも『ガンガンいこうぜ』を選択し、一気にとどめを刺そうとした。しかし、その直後に悲劇は起こった。それは・・・
なんと相手のまおうのつかいがマダンテを放ってきたのだ。
対戦相手 「やった。」(本当に言いました。)
DQM1の事を知らない方のために説明をしておくと、DQM1の時のマダンテは敵全体に効果のある技だったのだ。(つまりもし誰も防御していない状態で食らってしまうと、全滅してしまってもおかしくは無いほど強力な技だったのだ。だから雑誌等でもDQM1では最低2体以上のモンスターがマダンテ耐性が最高の状態で、毎ターン最低1体のモンスターは大防御をするという事は必須だとされていた。)
しかし、私のモンスターは誰も大防御をしていない!!!しかも3体にはそれまでに食らったビッグバン等のダメージがまだ残っている!!!
私「うわあああああああああ」(これは心の叫び)
(つづく)
速報!DQモンスターズ2:堕てんしさんのDQM2レポート